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飲食店の経営って難しい?!マネーの虎でみる7人の成功&失敗事例

  失敗

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「将来独立したい!起業していつか社長になりたい!」

そんな人が一番はじめやすい業種がこの「飲食店」ですよね。

何故なら、料理なら誰でも出来るし、ご飯を出してお金をもらうだけのシンプルなビジネスモデルなので難しい知識も必要なさそうだからです。

また「自分で作った方が美味いんじゃないか」と思えるような店も多くあるのに対して、それでも成り立ってるところを見た時になんだか簡単そうに思えたりしちゃうんですよね。

しかし、そんな考えで多くの人が参入しているのに対して、年間6割以上の店が潰れていっているのが現状。シンプルに見えて実はとってもシビアな業種なんです。

さて、昔マネーの虎という番組がTVでやっていました。5人の社長(虎)にお金も何もない一般人がビジネスプランをプレゼンして投資を勝ち取るという番組だったんですが、これにも多くの飲食店志望が出演しました。

そして、その中で不完全なプランをボコボコに論破された人や、実際にマネーを勝ち取って店を出した人。そしてその後に失敗し倒産してしまった人まで、飲食店に挑むあらゆる人が出ていたんです。

それを見て、これはこれから飲食店を始めようとしている人にとってはかなりの参考になるんじゃないかと思い、今回はそんな7人の志願者をまとめてみました。

  1. どんな飲食店のアイデアがあるのか
  2. どんなプランが成功して、どんなプランが失敗するのか
  3. そして、どんな人が成功するのか

そして、それを見て’’自分ならどうするのか’’を考えながら見てみると面白いと思います。

それでは1人ずつ紹介していきます。是非参考にしてあなたの起業へのキッカケにしてみて下さい。

『なお各見出しの頭には動画を載せていますのでネタバレしたくない人は先に見て下さいね!(消されていたらゴメンナサイ)』

とにかく美味ければ流行るの!?

最強に美味しいカレー屋 希望額:2,800万円

秋葉原に本場バングラディッシュのカレー店を出したいという回。

とにかく美味しいカレーを作れば売れると信じた志願者は、東京にある有名カレー店のほとんどを食べ歩き、11種類のスパイスを調合したどこにも負けないカレーを創りだしました。実際にそのカレーを試食した虎たちも絶賛です。

ちなみに私なんかはそっち系のカレーは全部「インドカレー」と一括りになってますが、やはりそれぞれ特徴があり、バングラディッシュのカレーはインドカレーよりももっとマイルドで日本人好み。今ではとっても増えてきていますよね。

さて、そんな最強のバングラカレーで勝負をしたい志願者ですが賛否両論。餃子で有名な大阪王将の文野社長は、

「後発で小資本で初めるには味だけではなく研ぎ澄まされたアイデアが必要。大手がやらない、やれないことを考えないと」

と言います。

しかし今まで上手いラーメンを作って口コミで広げてきたなんでんかんでんの川原社長は「味で呼びたい!」という気持ちが分かるのか志願者を後押ししました。

美味しいだけじゃ客はこない?

私もこの志願者のように「美味しくない店ばっかりだし、ここにもっと美味しい店があれば絶対来るのにな・・・」なんてことを思ったことがあります。

ですが、大阪王将文野社長の言う通り飲食店は味だけではダメ。その他にお客さんを呼んだり儲かるための要素が必要ですね。加藤社長も続いて「味覚・聴覚・視覚で店は出来る」と補足しています。

私自信ももちろん美味しい店の方に食べに行きたいです。しかし、本場の美味しいインドカレー屋さんがたくさんある中で牛丼屋のカレーに行ってしまいがちな感覚もなんとなく分かります。

確かにどこよりも美味しい料理を出せればきっとお店は繁盛しそうです。しかし、繁盛しているお店は味だけではなく、店の入りやすさや呼び込み方など他にはない工夫をしているんですね。

最後にそれでも自分のカレーを信じて止まない志願者が、「味よりももっと別の何かがないと・・・」という文野社長に向かって

「(試食していただきましたが)でも味は美味しかったですよね?」

と聞くと、

「まずいカレーなんてないわ!」

と一喝。視聴者にも志願者にも心に刺さりました。

ピーチジョンの野口社長も「自分が好きなことは周りは好きじゃないと思った方がいい」と一言ありましたが、味を追求したカレー。しかし周りからみたらカレーは美味しいのが当たり前。

周りには美味しいカレー屋ばかりなので、味だけでなく他のカレー屋にはない何かを見つけることがビジネスには大事だということが分かりました。

面白くて完璧なアイデアでも失敗する?!

ワンコインヌードルの屋台 希望額:685万円

インスタントラーメンにデリ(お惣菜)を乗せたアレンジラーメンを500円以内のワンコインで提供する屋台を出したいという回。

場所は東京亀戸のショッピングモール。実は志願者はそのショッピングモールの開発コンサルティングをしていて、人口密度や流動客数、モール内全店の売り上げデータも知っているので、かなりの調査が出来ているようです。

そして、そんなモール内での間食としては最適な屋台を選び、さらにインスタントラーメンを使うという面白さとワンコインのインパクト。さらにデリのバリエーションも無限なので集客も大いに見込めるとプレゼンしました。

私も家でよくインスタントラーメン作るんですが、炒め物、あんかけ、麻婆豆腐など中華はそのまま乗せるだけで美味しいんですよね。下手なラーメン屋より美味しかったりして、これを手軽な値段で出せば売れそうな気がしてきますね。

マネー成立!

完璧なプレゼンであの高橋がなりに「これみんなが出したいって言ったらどうなるんですか?」「君には失敗(挑戦)させてあげる価値がある!」とまで言わせました。

そして結果は同じラーメンの川原社長が全額投資。マネー成立です。

成立の決め手は色々ありますが、最後はやっぱり人柄ですよね。志願者は当時25歳でしたが落ち着きがあり、夢も行動力もあって、ビジネスアイデアはもちろんですがそれを抜かしても、「この人と関わりを持ちたい!応援したい!」と思わせたことが決め手です。

というわけで実際にこのアイデアは採用され、実際に亀戸のショッピングモールにオープンされました。

計算は大事だけど実際はやってみないと分からない

プレゼン時には「コップが何ml、原価がいくら、調理時間はどれくらい」など事業計画書をかなり細かいところまでチェックされました。そしてここをしっかりと答えられないというか、こんなに細かいところまで計算してこない人が多くいます。

私もここまで計算する必要ある?なんて思っちゃいますが、その大切さを高橋がなり社長が語りました。

「昔たこ焼き屋のビジネスをした時に1,000万円損したんだよ。その理由は、10秒で出来ると思ってたことが20秒かかったから」

飲み物1つ出すにも原価を知らずに目分量で作っていると、後から利益が全然出ないなんてことがあるんですね。

しかし今回の志願者はそこのところはしっかりと計算していて、さらに細かいところまでしっかりと出していました。

場所代は10万円。原価は約25%。売上目標は700万円(一日360杯)

しかし、初日の売上結果は142杯と約半分。その後売上は伸びるどころか減っていき、3ヶ月後には資金がなくなり、開店半年後には閉店という結果になってしまいました。

思わぬ事態、回避できたトラブルを避けるために売上予測やコストなどの計算は必須です。しかし、どれだけ準備をしても、実際にお客さんがどのくらい来るかは本当にやってみないと分かりません。ん〜・・難しい。。

大事だったのは体力とリスク回避

完璧に思えたビジネスアイデアでしたが今回は失敗に終わってしまいました。その考えられる理由が体力(資金)とリスク回避です。

売上が伸びず悩む志願者は、投資してくれた川原社長に相談に行くと、こんなことを言われました。

「おれも初めは大変だったけど3年は死ぬ気で頑張った。もし店を潰すくらいなら街中を裸で歩いた方がいいくらいの気持ちでやんないと」

接客業は積極業。自分を捨ててでも恥をかいてでももっと必死に積極的に、お客さんにアピールしてなんとしてでも売る。そんな気持ちが必要だと言います。しかしそんな言葉も虚しくその数カ月後には志願者は店を閉めてしまいました。

初めから上手くいくことなんてほとんどありません。軌道にのるまでには時間もかかります。なのに志願者は1年間も耐え切れませんでした。

その理由はプランが完璧すぎて上手くいくことしか考えておらず「もし売上が上がらなかった場合はどうする」というようなリスクヘッジが出来ていなかったんです。

ほとんどの人はビジネスで一発当てるようなイメージで始めますが、いくら計算しても実際はやってみなければ分かりませんし、すぐに軌道にのることもありません。

なので上手くいくことだけを考えず、もし売上が上がらなかった場合でも3年間は継続出来る代替案や資金が必要だったと言えます。

ビジネススクールの優等生ほど危険!?

進化していくコンビニ型カフェ 希望額:930万円

創業ゼミに通い経営コンサルタントから学びを受けた優等生が、最強のデータを持ってカフェ経営をしたいという回。

そのカフェは既存の店舗とは違う7つのコンセプトがあると言います。

  1. 商品数を増やしてターゲットを広げる
  2. 希少価値を持ったブランドを配置
  3. 期間限定品を常に置く
  4. 新商品開発の早期提供
  5. 従業員には劇団員を雇う
  6. 他の店にはない空間設計
  7. 客の経営参加システム

これを聞くだけでもなにやらスゴそうな気配がしますが、さらに驚くべきは事業計画書です。なんと彼は店を構えたいエリアにある10店舗ほどのカフェに200回以上通いつめ、客の流れや動員数、注文したものを分析。その上で予想売上を緻密に計算しています。

「よく分からないけど気合いで頑張ります!」という体育会系タイプの志願者はよくいるのですが、それとはまったく逆のタイプですよね。とにかく勉強していて、経営も業界も知り尽くしているようです。

いくら勉強しても机上の空論

志願者が出したデータを大まかにまとめると「ドトールやスターバックスなどの人気店よりも商品数を多くし、新商品開発を速く提供し、元気で明るい接客をすれば儲かるだろう」という内容でした。

それを聞いた堀之内社長は「このデータはスゴイけど、この通りに行くと思ってる?」と聞きますが、「それはデータ通りですよ!」と自信満々。ですが、そこで社長達はこう反論しました。

  • スタバが流行ってるのはネームバリューがあるから。それをマネしたところで客は来ない
  • アイテムを絞るのは効率を求めるから。商品数を増やせば勝てると思っているのは大間違い

そして無念のNOマネーとなりました。

起業も恋愛も同じ?!

ビジネススクールはもちろん起業セミナーみたいなものも私自身は好きではありません。なぜなら、そういったところに行く人は起業に答えを求めているからです。

なぜならきっと不安だからですよね。失敗したらどうしようという不安を、勉強することで安心を得ています。ですが残念、もちろん起業には答えなんかありません。

 

岩井社長が志願者に、

「36歳で結婚してないんですよね?女の人は好きなんですか?」

という、ちょっと失礼な質問をしました(笑)初めはちょっと童貞っぽい見た目をからかってるのかなと思ったのですが、もちろん違います。

この質問の真意はおそらく「起業も恋愛も一緒だよ」ということ。

いくら完璧なデートプランを練って、女性にモテる服を着て、異性を盛り上げるトーク術を学んだとしても、必ず付き合えることはありませんし、というかあまり成功率は上がらないというか、あまり意味ないですよね。

一番の勉強は、事前に教科書を読むことではなく実践での経験です。知識はつけすぎると時に逆効果になりえますので注意ですね。

海外の料理は日本でも流行る?

カレーヌードル「カオソーイ」の屋台 希望額:404万円

タイ北部(チェンマイ)の名物カレーヌードルを日本風にアレンジしてブームを作りたいと、大学生の志願者が404万円を希望しました。

このアイデアを思いついたのは学校の夏休みに放浪の旅に出た時、立ち寄ったタイで出会ったこのカオソーイに感動したことがキッカケ。日本人はカレーも麺類も好きだし日本でも定番になりえるのではと行動にうつしました。

また、女性もターゲットにとカオソーイの麺をパスタにしたりと試行錯誤し、実際に試食。まだまだ改善が必要だが、若き志願者の可能性に賭けて投資。マネー成立しました。

人気は出たが広まりきらず・・・

開店初日の売上は10万円を超え成功を収めました。仮にこの売上で20日稼働すれば月商200万円。さらに従業員はおらず一人なので家賃やコストを抜いても月の収入は100万円を超えます。やっぱり屋台は儲かりますねー。

その後は番組を見て連絡をくれた人に移動販売車を任せ、本人は店舗を構えて本格的にカオソーイを広めていく行動にうつしていきました。

現在では東京都内で出した店は不運や経営不振により次々に閉店してしまいましたが、スキー場やイベントなどで出店を続け、同時に通販も行っているようですね。移動販売からもロイヤリティが発生しています。

 

カオソーイは本当に人気で、とにかく食べた人はファンになるくらいなんです。が、やはり東京でブームを起こすのは難しかったようです。海外から入ってきた料理は本当に美味しいし気にもなるんですが、定着させるのがなかなか難しいですね。

失敗は大きな成長につながる

プレゼン時、まだ甘い志願者のプランを虎たちが指摘していました。しかしそんな中で安田社長が

「失敗してもいいからやらせてあげたい!」

と全額投資をしました。

そして、それからその志願者は商品の試行錯誤や出店準備に追われます。寝る暇もなく動いて悩んで、そうやって完成した移動販売車を見た時には子供のように目を輝かせて喜んでいました。

そして開店日。どれだけお客さんが来ても自分1人で回せると自信満々でしたが、実際は常にお客さんを待たせたり、材料が足りなくなったりとトラブルだらけで、「悔しい」と涙しました。

21歳で、いや、一生で誰がこんな経験を出来るでしょうか。そして、この店を始めたことでどれだけの出会いがあり、どれだけ成長をしたのか。404万円は大金ですが、このお金を使ってこれ以上の経験を他に出来るでしょうか。

成功失敗に関わらず、挑戦することは本当に大事です。

ヒット商品さえ作れば儲かる?!

ハワイのロコモコを手巻き寿司にした「ロコロール」のお店を始めたい 希望額:500万円

牛角のタレやお弁当チェーンの商品開発をしてきたやり手の志願者が、ロコモコを海苔巻きにした「ロコロール」というアイデア商品で独立したいとやってきました。

大手のエリートが独立ということで、これも期待が膨らみますね。また、このロコロールも社長たちに好評。私も個人的に家で作ってしまいました笑 うまい笑

ロコロール マネーの虎 - YouTube (3)

とにかく商品も美味しいしオシャレだし志願者も実力ある人だしで、すぐさまお金が出ました!

アイデア料理で、さらにファーストフードとなると飲食店としては始めやすいですよね。私もその後が気になります!

まさかの失敗?!

その後、店は繁盛して知名度も増やし、わずか1年ほどで3店舗にまで増やしました!が、その半年後には全ての店舗が閉店してしまい、志願者は借金を負ってしまいました。

失敗の理由は2つあります。1つ目は、商売があまり得意ではなかったのかなということ。

他の回でですが、文野社長の印象的なセリフがあります。

「多くの人は技術が出来るようになったから独立する。しかしそこには経営がない。」

この志願者は新しい商品の開発力がスゴイです。しかし、見た目からも分かる通り、笑顔をつくったり元気な声を上げて接客するようなタイプではありません。

そして、ファーストフード店のような小さなお店では商品以上に商売力が必要になってきますよね。それで独立するには売れる商品よりも「売る能力」が必要でした。

 

また、もう一つの理由は展開するのが早すぎたということ。新しい物というのは時にブームを起こします。しかし、ブームはいつか終わるものですよね。

ブームに乗っかって店や従業員を増やしすぎると、ブームが去った瞬間に今まで稼いだお金が全て無くなるほどのダメージを負ってしまいます。小さくコツコツ慎重にいくのが大事だと思いました。

成功したのに失敗した人

新感覚クレープ「フランスロール」を東京に出店させたい 希望額:800万円

平べったいクレープをロールにすることで新しい食感が生まれるフランスロール。その新しさと味、「絶対成功してそちら側(虎側の席)に座りたい!」という熱い想いで見事マネーを掴み取りました。

また、マネー成立の一番のポイントとなったのは、地元の福島で実際に移動販売を初めていて、既に売上を上げているというところだと思います。

あれやりたいこれやりたい!と口だけで結局お金がないとなにも動かない志願者が多い中で実績があるというのはもうそれだけで信用されますし説得力がありますよね。

いきなり一等地で始めたいなんて人もいますが、やはりまずは小さく初めて、そこから大きくしていく。ビジネスの理にもかなっています。

東京よりも地方に眠るビジネスドリーム

開店してからも売上は順調で、半年で全国に10店舗のフランチャイズ展開をし、年商見込み3億円となりました。しかし現在でも10店舗以上ありますが、東京にはなく福島や九州を中心としています。

飲食店で成功=東京で有名店になることを目指しがちですが、一概には言えません。例えばこういった新感覚クレープだと東京でも流行るかもしれませんが、やはり東京は移り変わりが早いので何年も継続させるのは困難です。

なので逆に地方が穴場なんですね。なぜなら、主婦が昼のTVでデザートやスイーツ特集を見ても周りには店がないので売っていないから。他にもこういった東京のスイーツを地方や郊外で売るビジネスがかなり儲かっているようです。

なんのために稼ぐのか

成功を収め有頂天の志願者でしたが、その後その志願者は離婚→脱税→シンナーで逮捕されてしまいました。

私は「今満たされていないのはお金がないからで、起業して成功すれば全て上手くいく」と思っていました。そして、このフランスロールのビジネスは成功し、志願者もきっと今まで見たことのないお金を手に入れたはずです。

私はこの方のことを知らないので本当のところは分かりませんが、もしかしたらお金だけでは満たされなかったのかもしれません。

経営者とは孤独です。たくさんの責任を背負いますし、1人でお金を持っても孤独です。成功してどれだけ異性にモテても選べるのは結局一人ですしね。。

ホリエモンが「金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?」という本を出していましたが、確かにと納得してしまいます。なんのために飲食店をやりたいのか。なぜ成功したいのかを見つめなおすのはとても大事ですね。

利益なんかいらない!欲しいのはお客様の笑顔

世界一のピザとパスタの店 希望額:980万円

数々のイタリアンレストランで働いてきた44歳無職の志願者。

「今まで働いてきた会社の社長は、立派な理念を掲げて始めたにも関わらず、次第に利益重視になっていき、社員は道具のように扱い、料理の材料にも手を抜いてドンドン安いものに変えていった。

私はどれだけ原価がかかろうと、本当に美味しい物を食べさせたい。自分の利益よりもそこに来てくれたお客さんが笑顔になれるお店を出したい」

と熱弁しました。

しかし、経営の厳しさを知っている百戦錬磨の虎達は「利益を上げないと社員を食わしていけない!」「お客を呼ぶにはもっと誰もが驚くようなアイデアがないと勝てない」と批判しました。

何を言われても考えを変えず、意見を通そうとする折れない志願者。そして、そんな姿を見て「この人なら・・・」と加藤社長が全額投資をしました。

まさかの年商2億!

10年以上経った今では4店舗にまで増え従業員も50人以上、年商はなんと2億以上と大成功しています。

ピザ&パスタの専門店 ラ・パットーラ

また、メニューを見ましたが、地方から取り寄せた新鮮具材を使い、手作りで手間暇かけた美味しいパスタが600円~という低価格。そしてメニューの裏には

「お客様のことを考えること。それが私達の仕事です」

と、変わらぬ理念を通しています。

あなたにとっての成功とは

その後、「経営者なら利益も考えないと」と批判していた社長が倒産してしまい、利益を度外視した志願者が成功したことで話題になりましたが、結局「利益を追求するバリバリのビジネス思考」と、「お客様のことだけを考えた薄利多売」ではどっちがいいのでしょうか。それには「成功とはなにか」というテーマを考えなくてはいけません。

人生の成功とは自分が幸せに感じられるかどうかだと思います。明るく健康な家庭を持つことに幸せを感じるなら結婚することがその人の成功ですし、多くの人にチヤホヤされて人気者になることが幸せなら芸能人になることが成功ですよね。

しかし、ほとんどの人が成功とは「より多くのお金を持つこと」だと思っています。ですがお金ではほとんどの人が幸せにはなれません。

 

自分がいくらお金を持っていても、周りの人は持っていないのでどこにも行けないし、一人で何をしてもつまらなく孤独を味わいます。また、そこでおごってしまったらアウトですね。もう誰も対等に見れず、次第に損得でしか見られなくなり、本当の友達は作れません。

また、高級車もブランド品もやはりその物自体には意味がなく、それを見せる人がいて始めて価値が出来るわけです。

 

この志願者はお金ではなく、自分のお店に来てくれた人が本当に楽しんで、喜んで、満足してくれることが自分の幸せといいました。そして、本当にそれを実現し、また共に働く従業員も大切にしています。

その結果、たくさんの人が集まり、きっとたくさんの仲間や人との繋がりが出来て、お金以上の物を手に入れたはずです。しかも、結果そういうところにお金は集まっちゃうんですよね。

お金ではなく人を大事にして、それに関わった全ての人を幸せにする。そうすると自然と人は集まってきますし、お金も後から付いてきます。そして、そんな仲間たちと手にしたお金は一人で遊んだり物を買うお金とはまったく違う価値のものになります。

まとめ

以上、飲食店を始めたいとマネーの虎に出た7人の志願者達でした。最後にはここで学んだことをまとめていきたいと思います。

  1. 美味しいだけじゃ売れない
  2. 自分が好きよりも相手が望むもの
  3. いくら計算してもやらなきゃ分からない
  4. 上手くいかなかった時の代替案
  5. 一番の勉強は実践での経験
  6. 起業は投資以上の成長になる
  7. 商品よりも商売力・売り方
  8. 東京にこだわらない(地方でも成功出来る)
  9. 成功する理由を見つける
  10. 人を喜ばせることが出来ればお金はついてくる

飲食店にチャレンジした先輩を見本に、時には反面教師にして、是非あなたの夢への一歩となるキッカケになれればと思います。

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