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マネーの虎で不成立になった兼子ただし社長が現在成功している理由

「マネーの虎」。年商億を超える社長達を相手にプレゼンをしてマネーを勝ち取るという、かなりガチンコな内容で当時は大人気番組でした。

ですが、番組が終了してから10年以上たった今も話題にあがることがあります。それはその時出ていた人の「その後」です。

マネー成立して見事自分のお店を持った人の中でも大成功した人や、失敗してしまった人がいます。

さらに、テーブルに札束を積んで、強烈なオーラを放っていた社長達がまさかの倒産。話題になっています。

 

そんな中、マネーの虎に出演してマネー不成立で失敗に終わりながらも、それでもあきらめずに現在成功している一人の男がいました。

それはどんなプランだったのか。何故マネー成立しなかったのか。そして現在はどうなっているのかを合わせてまとめてみました。

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マネーの虎

志願者は兼子ただしさん(当時30歳)

なんと当時は現役のプロキックボクシング選手でした。

対する5人の社長は

  • 文野直樹社長(イートアンド)
  • 加藤和也社長(美空ひばりの息子)
  • 野口美佳社長(ピーチジョン社長)
  • 堀之内九一郎社長(生活倉庫)
  • 川原ひろし社長(なんでんかんでん)

なかなか濃いメンツが集まっています。

スポーツストレッチ 希望額1,550万円

キックボクシング選手の兼子さんは、体の管理が何より重要でした。

そんな時に、マッサージや整体ではなく、ストレッチという方法で体のコリを取る方法に出会い、それを自分のものに仕上げました。

そして、そのストレッチを行えば治らないと言われている肩こりを無くすことが出来るといいます。

 

今でもまだ多くの人が悩んでいる肩こり。特に近年ではスマホやパソコンを使う時間も多いのでさらにビックマーケットになっているのではないでしょうか。

しかし、マッサージは寝てるだけで楽だし気持ちいいので通いたくなるが、ストレッチって疲れそうだしめんどくさそうと「ストレッチに通う」ということに社長達は疑問を持ちます。

そこで、実際に肩こりに悩まされている文野社長が代表してそのストレッチを受けてみることに。

肩こりが治った!?「これは流行るかもわからへん」

ストレッチと聞いて、スポーツジムのようなことを思い浮かべましたが、マッサージのようにイスに寝た状態でスタート。

兼子さんによると、肩こりは筋肉が固まっていて起こるものなので、押したりもんだりしても治らないそう。

根本的に直すには、その凝り固まった筋肉を引っ張ってのばしてあげること。

そう言うと、手を上げたり回したりと誘導されるままに動かして、筋肉を伸ばすイメージでストレッチをしていきます。

 

見た感じそんなに疲れそうな感じもなく、ちょっとした運動が出来ている感じです。さらに軽いマッサージも入れているので気持ちよさもありそう。

始めは半信半疑で「肩こりなんて一生治るわけない」と言っていた社長もストレッチが終わると「スキッとしました(笑)これは流行るかもわからへん」と意見がコロっとかわり、場が和みます。

まさかのノーマネー

「百聞は一見に如かず」と言う通り、始めは半信半疑だった社長達もその技術を目の当たりにし、さらにスポーツストレッチということで話題性も出ると全体的に肯定ムード。さらに、深い話になっていきます。

兼子さんは実は現在、すでにお店を始めているんですが、これを全国へ向けて大きくしていきたい。

さらにエコノミー症候群に目を付けて、成田空港内にお店を出したいと言います。

しかし兼子さんはこうも言いました。

「このストレッチは一度やったら終わりではなく、歯磨きと同じように日課として考えてもらいたい。やり続けることが重要。」

 

そこで野口社長が話の矛盾に気が付きます。

「通ってもらうことが大事なんでしょ?じゃあなんで成田空港で一見さんをターゲットにするの?」

それには何も答えられなくなり、惜しくもマネーは不成立。

文野社長もそのスキルと話題性は認めるものの、やはり空港となると違うのかなとマネー不成立でフィニッシュとなってしまいました。

失敗の理由は

さて、失敗してしまった理由は「常連を作らなくてはいけないのに成田空港に店を作る」というプランにありました。

「肩こりを治してお客さんの喜ぶ顔が見たい」という理由が動機なのか、単なるお金儲けのためなのかがごっちゃになってしまっているように伝わってしまったのがノーマネーの要因のように映ります。

 

さて、この例を通してみると、独立して失敗する一番のパターンに当てはまります。どういうことかというと、つまり「技術だけで独立してしまう」ということ。

ほとんどの人は、料理の修行をしたから、営業でトップになったから、お店のことは1人で出来るようになったから独立しても平気だろうと独立していきますが、そこには経営がありません。

雇われている時には、技術が出来ればそれで収入になりました。そして人より上手く出来るようになれば、自分一人でも出来るんじゃないかと思います。が、しかし、会社を作ってやっていくには経営が必要です。

そういった経営、マーケティングのやり方もなにも知らずに、「空港に作れば、疲れてきた人がたくさんくるんじゃないか」と安易な思いつきのように感じてしまいます。

 

さらに、1,550万円という高すぎる希望額も問題です。スポーツストレッチというと一人一人に時間をかけて施術していくと思うんですけど、これだけお金をかけてしまうと回収するのも大変ですよね。

空港という家賃も費用も高いところではなく、ビジネス街なんかでももっと安く出来ますよね。さらにイスと人だけで出来るならほとんど費用は抑えられます。

そして長時間の飛行機で疲れた人は、一時的でもちょっとマッサージしてもらいたい程度で、本気で「肩こりを治したい」という人はあまりいないようにも思います。

やはり、本当にこの技術を成功させるならそういった人をターゲットに、少しずつでも確実に肩こりを治していって、口コミで広げて徐々に広げていくことでどこにも負けないようないいお店になりそうです。

その後

マネー不成立にはなりましたが、社長達を絶賛させたこの技術は本物と確信し、兼子さんは諦めませんでした。

そして、日本で初めてのスポーツストレッチ専門店「SSS(スリーエス)」は現在では全国に8店舗にも増えています。

また、スポーツストレッチングトレーナーとしても活躍していて、本もたくさん出していますし、セミナー講師としても多く活躍。またテレビにもよく出ています。

 

マネーの虎では失敗とみなされてしまいましたが、この成功はやはり人からお金を出してもらって大きくやるのではなく、自分自信の力で諦めずにコツコツやってきた結果なのではないでしょうか。

そうみると、あの時にマネー成立していたら逆に今どうなっているかは分かりませんよね。

 

 

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 - マネーの虎

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