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アメリカの経営コンサルタントであるジェームス・スキナーが語った「成功の9ステップ」が話題になりました。その9ステップがこちらです。
【STEP 1 決断】決断はすべてを動かす偉大な力
-絶対にやらなければならないと決める瞬間にすべてが変わる
-決断とは、決めて断ち切ること。成功しないという選択肢を断ち切ること。
【STEP 2 学習】成功者のパターンを学び、学習を加速する
-成功する人たちの共通点は、成功のパターンを発見し、それを活用すること。
-成功者には、学習の習慣がある。
【STEP 3 健康】健康はエネルギーである
-行動に必要なエネルギーを持っていなければ、夢の実現にはならない。
【STEP 4 感情】感情は自分で選ぶことができる
-感情は、出来事に対する解釈や実際の行動に多大な影響を及ぼしている。
-エモーション(感情)が生まれるのは、モーション(動き)から。動きがすべての感情の元である。
【STEP 5 目的】自分がほしい物を明確にする
-明確さは力である。求めていることが明確になれば、行動を起こすことは簡単である。
-どんな感情を求めているかを明確にする。求めている感情が明確になれば、行動も変わってくる。
【STEP 6 計画】自分の時間をマスターすることが成功の本質
-時間管理とは、最も大切な事を実行すること。
-一番大切なことを一番目に行い、二番目に大切なことは全くやらない。
-ほとんどの人は、重要でないことに縛られすぎている。
【STEP 7 行動】思い切った行動をとる
-やってみるではだめ。やる。
-エネルギーを一点に集中させればどんな障壁も切り抜けることができる。
【STEP 8 改善】アプローチを改善させる
-人生には成功する経験と学ぶ経験の2つしかない
-望む結果が得られていなければアプローチを改善するしかない
-アプローチを改善するには、続けること、止めること、始めることがある。
【STEP 9 リーダーシップ】他の人を自分の夢に参加させる
確かに目からウロコなものもあれば、本当に大事だと納得出来る内容のもので、とても勉強になります。
しかし、ジェームス・スキナーに限らず全ての成功者の言葉を受けて、毎回気になることというか、思ってしまうことが個人的にあります。それは、、、
それが出来てたら成功してるわ!!ということ。
学習すること、健康に気をつけて規則正しい生活を送ること、時間管理をしっかりとすることなど、どうすればいいかは分かってはいても実際はめんどくさかったり誘惑に負けてしまったりと、当たり前のこともなかなか出来ません。
そんな時に成功者の話を聞いても次元が違いすぎたり正論すぎて、それを聞いて納得したとしてもその通りに行動出来る人がいるかといったらハテナです。例えるなら、野球のイチローに成功の秘訣を聞くと「人より毎日練習する」と言います。それに対して私は色んな誘惑にやられてしまい、毎日やろうと思ってもどうしてもサボってしまう。
しかしイチローは、毎日の練習を当然のようにこなしています。辛いとかやらなくちゃいけないなどと思わずに当たり前のことと思っていたり、その事が好きでやっているので、それが出来ない人の気持ちを理解出来ません。
なので、例えばギターを習いたいとして、世界のプロギターリストから学ぶよりもバンドやってる親戚の兄ちゃんからの方が私は学びやすいと感じます。なぜなら、プロからみたら「なんでこんなことも出来ないんだ?」「なんで毎日やらないんだ?」と思われてしまいそうですが、より近い人間なら自分の立場や気持ちをより分かってくれるからです。つまり、出来ない人の気持ちが分かるからですね。
ということで今回は、成功者の言葉を聞いてもなかなか行動出来ない、実践出来ない人、当たり前のことが当たり前のように出来ないという人でも実践出来る成功法を、元ニートから起業した私が9ステップに分けてまとめてみました。
人によっては全然参考にならないと思いますが、少しでも暇つぶしになれれば光栄です。それではいってみましょう。
目次
1、友達はいない方が行動出来る
友達の多さの他にも、全体的に今が満たされていた時期には何も行動に結びつけることが出来ませんでした。なぜなら今が楽しいのでわざわざリスクを負ってまで環境を変える必要がないからです。
また、実際に動き出さなくても飲み屋で語るだけで周りは「すごい」と認めてくれたりします。それだけで満足してしまうことも幾度がありましたし、周りがまだ自分と同じようにフラフラしていたりしているのを見ていると、どこかで「まだ大丈夫」と安心してしまったりしてしまいます。
私が実際に行動出来るようになったのは、周りの友達が結婚したり、仕事が忙しくなったり引越したりして誰とも合わなくなった頃でした。1人になって自分の時間が増えると、現実がせまってきて焦りが出てきたからだと思います。
やはり行動力には危機感が重要でした。そして、それには現状に満足していないとき、状況を変えたいとき、将来の不安を覚えるときです。そう考えると、学生時代の遊び盛りに遊びの誘いを断って受験勉強出来ていた人は本当にすごいですよね。そんな気持ちでビジネスに取り組めたら大抵はうまくいく気がします。
なので、何かをしたいけどなかなか周りに流されてしまう人はそんな環境に身を置くのもひとつの手だと思います。
2、ムリだっていうのはいつだってチャレンジしてないやつよね
とにかく人は失敗を恐れますし少しでもリスクがあれば足を止めてしまいます。起業したいと思っても、失敗した後の末路を考えてしまうからです。
起業の失敗というとニュースやテレビドラマなどでイメージ付けられています。借金を負い、家族は出ていき、家も取られてホームレス。そして自殺というような、もう最悪の事態を想像してしまいます。
しかし、成功者を見た時には成功した結果だけをフォーカスしがちですが、実は成功した人はそれ以上に数えきれないほどの失敗していることが分かります。
例えばイチローや本田圭佑は結果を出していて誰もが憧れる成功者のようですが、過去にイチローが空振りした回数、本田圭佑がシュートを外した回数も他の選手と比べ物になりません。
つまり、成功者と呼ばれる人達は、結果は関係なく、人よりも挑戦。チャレンジをしてきた人だと言えます。成功者の成功体験を真似することは難しくても、同じだけチャレンジすることは誰にでも出来ますよね。
なので、まずはなんでもチャレンジしてみることにしました。自分のやりたいことじゃなくても、難しそう、ムリだと例え思ったとしても、やる前から諦めてしまうほどもったいないことはありませんよね。
3、失敗を10貯めると成功と交換してくれる
今ではスマホが主流になり、気軽にインターネットを使うことが出来るようになりました。それはとても便利なことですが、その分人はなにかをする時には情報なしじゃ行動出来ないようになっているとも感じます。
例えば昔はCDのジャケ買いというものがありました。知らないバンドだけどCDのジャケットを見て「なんだかカッコ良さそうだな」と買ってみる。飲食店もそうですね。店構えを見て「おもしろそう」と入ってみたりと、ちょっとした冒険をする機会が多くありました。その分失敗することもありましたが、、、
しかし今ではCDを視聴できるどころか、買わなくてもYouTubeでPVを見れるようになりました。関連動画も出てくるので、自分の好きなジャンルで人気のあるバンドは簡単にノーリスクで知ることが出来ます。また、飲食店なども全てネットで口コミを調べることが出来るので失敗することがなくなりました。
そんなことから人は行動にうつす前にはより安全で効率のいい方法や近道を探すようになり、安易に行動してバカを見ることを恐れるようになってしまいました。
しかしビジネスにおいてみると、失敗は成功するためにとても重要な要素です。あなたが今出来ることを見返してみて下さい。言葉、趣味、仕事。きっと全て失敗を繰り返したから出来るようになったことばかりだと思います。
つまり成功するんだと意気込むのではなく、失敗を10回すれば成功出来る、10回失敗しなきゃ成功できないくらいに考え方を変えてみると行動しやすくなりますし、失敗しても「成功の途中」と思えるので、迷うこともなくなりそうです。
4、義務教育で植え付けられた常識を捨てる
今までの学校生活では、物事には必ず決まった答えがあり、勉強することでその答えを導きだしてこれました。
その結果、何かを始めようとした時にはまず勉強する人がいます。始めてのゲームをやる前に説明書を読むように。ゴルフを始めるなら教則本を買ってきてまずはおさらいをしなければ出来ないという人はほとんどですね。
しかし、出来る人から見れば、それはムダなことだと思ってしまうようなことばかりです。なぜなら、事前にいくら勉強しても本番で発揮でないし、いくら勉強しても成功率は対して上がらないから。百聞は一見にしかず。百見は一動にしかずだからです。
社会に出ると、絶対的な答えはどこにもありません。あなたにとって一番の会社も、一生安泰できる会社もありません。なぜなら時代は変化していくからです。まるで気まぐれな天気のように、さっきまでおだやかに晴れていたのが気がついたら嵐に飲まれてしまうことばかりです。
つまり、しっかりと勉強したからといって、その知識が通用するかは分かりませんし、実際はやってみないと分かりません。なら一度やってみる。やってみてダメならその時に考える。そうすることで自分の中の経験になっていきます。
5、お金はかけないで工夫する
お金をかければなんでも出来る。これは確かにそうですよね。多額の資金があればどんなアイデアでも形に出来ますしその分クオリティも上がっていきます。
しかし、お金をかければ必ず成功するのかといったらどうでしょうか。大手企業が次々に潰れていったり、最近では大物経営者がタッグを組んで始めたプロジェクトが失敗してしまったと話題になりました。
それでは成功するためにはどうするか。それは実はまったく真逆で、どれだけお金をかけないかというところになってきます。
お金をかけなければ例え失敗したとしてもダメージが0。つまり何度でもやり直せるということなんです。多額の資金をかけてしまうと、たった一度の失敗で再起不能。「もう少しこうしたら改善出来るのに」と思っても資金がショートしてしまいます。
なので大切なのはいかにお金をかけずに今すぐに始められるか。お金をかけなくてもうまくやる方法がないかを考えること。そうやって工夫出来る人になるとどんな状況でも成功出来る人になれます。
6、マイナスな感情も原動力になる
「感情は自分で決めることが出来る。」
「他人があなたを傷つけることは出来ない。傷つけるのは自分自身だ。 」
という言葉があります。確かにそうですね。なんでもないようなちょっとの事で怒ったりヘコんだりする人もいれば、辛いことがあってもスグにコロっとしている人もいます。つまり、何が起きても自分が何も気にしなければいいんですよね。
しかし、そうは言われてもどうしても気になってしまう人も多いと思います。分かってはいるけどイライラしてしまったり、人を妬んだり、悔しい想いをすることもありますよね。
ハッピーな気持ちでワクワク楽しみながら成功出来る人なんてごく僅かだし、冒頭にも言った通り、今が幸せならもうその時点で人生成功しているようなものです。
また、特にマイナスの感情はプラスの感情と比べて強く、長く残るという特性があります。いいことはすぐに忘れるけど嫌なことはいつまででも覚えているし、思い出すだけで恥ずかしくなったり怒りがこみ上げてきたりしますよね。
つまり、もしこのマイナスの感情を動機にすることが出来たら、大きな原動力にすることが出来ます。ムカつく、見返したい、そんなマイナスな気持ちをムリに抑えることはせずに、「絶対成功してやる」という原動力に変えていきましょう。
7、成功しないと死ぬなら誰でも成功出来る
自分の時間をマスターすること。この時間管理を当たり前に出来る人はいいですが、出来ない人にとってはかなり難易度の高いものになります。
人は、「やらなくてはいけないこと」に関してはしっかりと出来ます。しかし、「やらなくてもいいこと」や「やったほうがいいこと」に関しては同じことであっても俄然出来なくなります。例えば、飲食店でバイトをしているのなら当たり前のように料理を作って皿を洗いますが、家では自炊なんてしたことないし洗い物も数日間放置しているなんてことありませんか?
というわけで、この「成功」をあなたはしなくてはいけないのか。それとも出来たらいいなという程度の事なのかによって、時間管理やモチベーションに深く関わってきます。
ではどうするか。それは、この「成功」を強制的なものに変えてしまえばいいのです。その方法はいくつかあります。
例えば見知らぬところに1人で旅立つ。なにかあった時に助けてくれる人達がいる地元を出ることで、「自分から動き出さなければ死ぬ」という環境に身を置くことで見違えるほどの行動力を手に入れることが出来ます。海外も友達と行くよりも1人で行った方が圧倒的に英語を喋れるようになるのは、英語を「喋れた方がいい」という感覚から「喋れないと死ぬ」に変えることが出来るからですね。
また、もうひとつはリスクを負うこと。もちろんビジネスはリスクがない方がいいですし、少しでも減らしていきたいことですが、リスクがないと人は動けません。なので、自分でリスクを負ってしまうことが逆に成功に繋がると思います。
例えば、もし目標を立てたら、「それを達成出来なければ20万円払う」と友人に約束してみたり、Facebookに目標をアップして、後日達成出来たかの報告をする約束をし、もし出来なければ恥をかくような環境を作ってしまうなど、方法はなんでもありですね。
究極を言うと、本当に成功したいなら成功しないと死んでしまうくらいの状況を作る。こうすることで大概のことは成功できてしまうと思います。
8、意気込まないで続けることが重要
一時のやる気は見せかけのやる気で、意気込むことにあまり意味はありません。いや、過去を振り返ってみると逆効果なんじゃないかと思えてくるほどです。
セミナーで燃えていたやつが一番先に消えていったり、子供が泣きわめいてまでねだっていたオモチャも買った瞬間にまったく遊ばなくなったり、ダイエットもしかりですね。
声に出して宣言するということは、実は自分の本音を隠す行為なのかもしれません。めんどくさい、どうせムリ、やっぱりやだな、とそんな思いがあるからこそ自分を鼓舞し、そして少しの事で一喜一憂し、すぐに満足するか諦めて辞めていってしまいます。
成功する人はモチベーションを高めるのではなく、安定させているように思えます。分かりやすくいうと、毎日の仕事を歯磨きのように習慣のひとつとして当たり前のことのようにやっています。
いちいち歯を磨くのにテンションを変えることも自慢することも意気込むこともなく、ただただ毎日当たり前のようにする。そのためにはいちいち舞い上がらないで義務的にこなした方が長く続けられそうな気がします。
9、この世界の主人公は俺
「自分なんかいなくても何も変わらないんだ」なんて塞ぎこむ人がよくいますが、この世界の主人公は自分です。
世界の視点は自分が中心になっていますし、あなたが目を閉じたら世界が消える。そしてあなた以外の誰が亡くなろうが世界が終わることはありません。
そう思ったときにこの人生をあなたが主人公のロールプレイングゲームだと置き換えてみましょう。店にいっても高くてなにも買わない。魔王を倒しに向かわない。死んだらどうしようと街の外に出ない。純粋に考えてつまらないですよね。
この人生というゲームはコンティニュー出来ないともいいますが、制限時間もあります。どうせ一回しか遊べないのなら、このゲームで出来ることは色々やってみましょう。
まとめ
一般人が成功者の真似をしようとしても難しいです。なのでその人なりのやり方を見つけていくのが大切ですし、成功までの道はたくさんあります。つまり、成功者の真似をしなくても成功者にはなれるということです。
それに、頑張りすぎずムリをせず、自分なりの成功ストーリーを作っていったほうが楽しいですよね。
是非参考になればと思います。以上元ニートが教える成功の9ステップでした。