夜も寝れないほどムカつく!人間が嫌いになる6つの原因

生きていれば多かれ少なかれ人との出会いがたくさんありますよね。

ある人によれば、

  • 一生で3万人の人と出会い
  • その中でも3000人の人と関わりを持ち
  • 30人の人が友人と呼べるようになり
  • 親友と呼べるような人は3人

となるそうです。(そんなに友達いねーよという気持ちは置いておいて。。。)

 

ですが、これだけ多くの人がいればいい人ばかりとは言えません。自分に合わない人や、嫌いになってしまうような人も出てきてしまうかもしれませんよね。

また中には、目に入るだけでイライラしてしまったり、何気なく言われた言葉がいつまでも頭の中で残ってしまったり、中には直接的に嫌がらせを受けていたり、会う度にケンカするような人もいるかもしれません。

 

しかし、せっかく一度きりの人生を生きているのですから、出来ればそんな一生の中に嫌いな人をつくるなんてもったいないと思いませんか?

人を嫌いになってイライラウズウズしている時間はとってもムダだし、もっと楽しいことに時間を使っていきたいですよね。

またもしかしたら、相手のことが嫌いと言いながらも、心のどこかでは上手くやりたい、本当は仲良くなりたいと思っているかもしれません。だって、本当に嫌な人間なんてなかなかいないからです。

 

というわけで、そんな問題を解決するために今回は人を嫌いになってしまう原因をまとめてみました。嫌いになる原因、つまりなんで嫌いになってしまうのかが分かれば、どうすれば好きになれるのか、または気にならなくなるのかが見えてきそうですよね。

  • 嫌いな人のためにイライラする時間をなくしたい
  • なかなか人が好きになれずに塞ぎこんでいる
  • 出来たら本当は仲良くなりたい

そんなあなたは是非、嫌いな相手を思い浮かべながら当てはまるものがないかチェックしていってみてください。

1、実害を与えてくる人

  • チクリと嫌味を言ってくる
  • 嫌がらせをしてくる
  • しつこくされる

などなど、実際に自分に害を与えてくる人っていますよね。学校ではいじめ、職場ではセクハラ、パワハラと呼べるジャンルと言えます。

これらは立場的に逆らえない人が多く、こちらから何も言えないので特にストレスが溜まりますし、気にしないようにしようにも会わない日はないので、その人の顔を思い出す度にイライラして◯◯したくなるくらい嫌いになることも多いと思います。

 

このケースはなかなか厄介ですが、アダルトビデオ製作会社ソフト・オン・デマンドの社長である高橋がなりさんが、ある人から「あなたの子供はお父さんがAV会社の社長ってことでいじめられてますよ!」と言われた時にこんなことを言っていました。

『AVに関わらず子供には、もし何か言ってくるやつがいたら「逆にラッキーだと思え」と教えてる。なぜなら相手から「自分は嫌なやつだ」と教えてくれてるようなものだから。』

社会には味方のような顔をして裏切ってくる人がたくさんいます。それと比べれば直接害を与えてることで教えてくれているんだから、そいつとは付き合わないようにすればいいだけだし、そんな中で自分に好意を持つ人とだけ付き合っていけばいいということですね。

 

また、その人が付き合っていかざるを得ない人であった場合も、あなたの人生でマイナスをもたらす相手に対して悩んでももったいないので、表面上には出さずに関心をしめさないようにしましょう。

あなたが悩んだり、凹んだり、怒ったりすればするほど相手もエスカレートします。あなたのリアクションが楽しくておそらく絡んでくるわけなので、リアクションがなかったり、何をされても言われてもなんともないような顔をしていれば相手も次第に関わるのを辞めてくるはずです。

2、素っ気なかったり相手にされない時

友達の中にもいますし、職場の上司や、恋人の父親なども思い浮かびますが、自分のことに全く関心がないような人っていますよね。

こちらは仲良くなろうと一生懸命になっているのに、あっちは笑顔も見せずムスっとしていたり、なにか話しかけても返事が薄い。最悪は無視されることもあります。

そうなってくると、相手になにかしてあげたいというような気持ちも失せますし、さらには「こんなにしてるのになんだアイツは」と怒りに変わってくることもあるでしょう。

 

ですが、ある漫画でこんなセリフがありました。「良い人っていうのは、(自分にとって都合の)良い人ってこと」

優しくされたらこちらもいい気持ちになりますし、そっけなくされたらこちらも嫌いになります。

その人がどうこうではなく、その人が自分に対してどんな態度をとってくれるのか。そこで好きになるか嫌いになるかが分かれてしまうような気がしますね。

 

ですが、そこで嫌いになってしまうのはまだ早い気がします。人によっては初対面の人に対して人見知りしてしまう人もいますし、人間関係は時間をかけて作っていきたいという人もいます。また、もともと無口なだけという人もいますよね。

それなのにファーストインパクトだけで嫌いになってしまうのは早まりすぎな気がしますし、ムリして距離を縮めようとすればそのギャップで焦りやストレスの原因になってしまいます。

そういった人に対しては特に意識せず、仲良くなろうと気張らず、ゆっくりと距離を縮めていけばいいやという感じで気楽に接していきましょう。

3、周りに流されて自分も嫌いになってしまう

人を嫌いになる原因の中でも一番愚かな原因ですが、周りの人に流されて一緒に嫌いになってしまうことがあります。

実は私もよくあります。特にテレビなんかでは多いですね。昔みのもんたの事についてなんとも思っていなかったのですが、友人がみのもんたをめちゃくちゃ嫌いで、それを聞いているうちにみのもんたの欠点が目立つようになってしまって、気がつけばテレビに出ていたらすぐにチャンネルを回すほど嫌いになってしまったことがありました。(今はもう大丈夫)

また、学校のいじめの全てはこれですよね。クラスで一番凶暴なボス的存在のやつに目をつけられた人は、他のみんなまでそれに合わせていじめてくるようになります。

その効力は思ったよりも強くて、例えば今まで仲よかった友達でさえも周りに流されてあっさりといじめに参加するなんて話しはよく聞く話ですよね。

 

しかしこんなことは当たり前ですが、誰かが言ってたから。誰かが嫌いだから。そんなことで人を嫌いになるのはどうかしています。なぜならあなた自信なにかされたわけでもなければ、相手が本当に嫌なやつかどうかを確かめたわけでもないからです。

人を嫌いになるなんて些細なことが多いですよね。それに完璧な人間ももちろんいません。なので過去の失敗やうっかり言ってしまった一言などを取り上げてしまえばカンタンに嫌いになれますし、その気持ちが伝染してしまうのも早いです。

些細なことは許しましょう。なにかしてしまったことについてはその行動ではなく、なぜそんなことをしてしまったのか、何か理由があったのかと興味を持って確かめましょう。それが出来ないのであれば嫌う原因には本来ならないはずです。

4、自分とは違う人

「愛は時に憎しみに裏返る」

映画のキャッチフレーズみたいですが、これもよくあることだと思います。本来自分に持っていないものを持つ人には憧れや尊敬を抱くはずですが、何かの拍子に、またはどんな相手かによってはそのことが憎しみになってしまいます。

また、人間とは自分が正しいと決め付け、少数派は差別することの多き生き物です。人それぞれみんな違うはずなのに、やはり自分とは違った意見を持ってたり、自分の中では当たり前なことが出来ない人を見てもイライラしてしまうなんてことも出てくるでしょう。

 

だけど、やっぱり心のどこかではその人のことを尊敬している部分もあるはずです。自分と違うというだけでイラついてしまうのは、自分が出来ないことを平然と成し遂げてしまうことによる嫉妬が原因になっていることもあると思います。

もちろんムリして相手を受け入れる必要はありません。ただ、もし少しでも憧れや尊敬の気持ちが心のどこかにあるのなら、思い切って相手をほめてみましょう。素直にスゴイなと伝えてみましょう。

きっと心がスッキリするはずですし、本当は嫌いになる要素がない人を嫌いになることはもったいなさすぎます。

5、自分と似ている部分がある時

先ほどとは逆で、自分と同じような人を見ても嫌いになることもあります。

例えば生意気な新入社員をみて昔の自分を見ているようで恥ずかしかったり、自分も初めはなにも出来なかったはずなのに、当時厳しくて嫌いだった先輩と同じようになっている自分がいるかもしれません。

しかし、それは過去の自分にコンプレックスがあるからですね。自分が隠したいことや悩んでいるようなことを他人が平然としていると、とっても気になります。

 

ですが、自分自身はそんな嫌われる要素がありながらもたくさんの人に支えられてここまでこれたはずです。

なので、あなた自信もその時にしてもらった恩を今度はその人達にかえしていくようにしていきたいですよね。

6、人を嫌いになるような自分の心の弱わさを知った時

殴った方も拳や心が痛むように、人を嫌いになると、イライラしたり、夜思い出して眠れなくなったりと、自分自身もどんどん傷ついていきます。

ですが、その一番の原因の源は、相手ではなく、人を嫌いになってしまうような自分の小ささに気づいているからでしょう。

なぜなら、どんなに嫌なやつがいても、何をやってもダメなやつがいても、自分に害を与えてくるようなやつがいたとしても、それを暖かく許せてしまう人が存在するからです。

 

私は特に完璧主義者なので、こうしなければいけないというような自分のルールを作ってしまっているので、それと違う人を見るととても気になってしまいます。しかし、その一方で何かに捕われず自由に生きていることを羨ましくも思っています。

人はそれぞれ違う。そこが面白い。それを理解すると、「嫌い!」から、「こういう考え方もあるのか」という学びになりますね。

まとめ

以上嫌いになる原因でした。

これだけ書きまとめてきたんですが、実は私、それでもやっぱり人を嫌いになってイライラしたり、寝る時に頭に浮かんで眠れなくなるような時もあります。

しかし、そんな時こそ、ここで紹介したことを思い出して、相手を嫌いなのは原因があって、そのほとんどは自分の中にあるんだと思いだすようにしています。

 

そしていつまでも長く心に残ってしまうような人がいる時には、今まで嫌いだったことを謝り、でも本当はどう思っていたのか、相手に自分の気持ちを伝えることが大事です。

そうすると、なぜ相手が自分に対して嫌いになるような要因をつくるのか。それは、自分が人のことを嫌うような人間だからです。

誰かを嫌いになれば、ネットで批判的なことを書いた時に叩かれるようにきっと自分も誰かに嫌われます。

嫌いな人をどうこうするのではなく、どんな人も受け入れて、心を広く持ち、相手の気持ち(本心)を考え、人の嫌な部分よりも良いところを探せるような人になっていく。そんな気持ちを忘れずにいると自然と嫌いな人もいなくなり、周りには同じ波長を持った自分の好きな人達ばかりであふれてきそうです。