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こんにちわ起業マンです(`・ω´・)ノ”
いつか自分の店を持ちたいな!なんて誰もが夢見るコトですよね。
特にお店を出すなら飲食店。おいしいモノやこだわりのモノに囲まれた自分のお店で働ける・・・。考えるだけでワクワクしちゃいますね。
でもお店を出すとなると気になるコトが浮かんできます。
- 資金はやっぱりかかるのかな
- 資格を取るのも大変なんだろうな
- リスクのコトも気にしちゃうな
そんな飲食店を開業したいと思った人がまず気になる9つの事をまとめてみました。
目次
資金
1、資金の目安、相場はいくら?
- 抑えて200万円
- 平均は600万円
- こだわって1000万円
が一般的みたいですね。もちろんかけようと思えばいくらでもかけられますけど、個人経営で始めるなら300万円くらいで抑えたいところですね。
2、資金ゼロでも始められる?
飲食店となると資金は少なかれかかってしまいそうですね。
ゼロは難しそうですけど、ただ極力資金を抑えて始める事は出来ます。
- 屋台
- 軒先ビジネス
何に一番資金がかかるかって言えば物件ですよね。保証金から家賃、内装工事や設備に数百万円かかります。
なので、物件を持たない事が資金を抑える一番いい方法。屋台は車代がかかりますが中古なら安くすみますし、軒先ビジネスなら最強に費用を抑えられます。
軒先ビジネス
スーパーなどの空いているスペースや駐車場などのスペースを日借りしてビジネスが出来る。わかりやすく言うとスーパーやパチンコ屋の前によく焼き鳥屋が出てますよね。あんな感じで今手軽にスペースを借りれるようになりました。
これなら屋台がなくてもテーブルと自作の旗だけあれば最悪出来ますね。こんな感じで実験的にとりあえずから始めてみるのもアリですね!
3、資金調達の方法
自己資金でまかなえれば言うことなしですけど、まずそんな人は少ないですよね、というか僕がそうでしたヽ( ´ー`)丿
みんなはどんな方法で資金調達してるんでしょうか??
自分で貯める
当たり前ですよね。自分で頑張って貯めて自己資金でやるのが一番です。
しかし、これは個人的にはあまりオススメ出来ません。
以前脱サラしてミュージシャンを目指したというスガシカオのラジオを聴いて「僕もやるぞ」という気持ちになったけど駄目でした。起業したいという想いは生ものです。思い立ったらスグに始める。これが原動力になります。
家族から借りる
統計で、起業資金の調達方法で一番多いのは家族から借りる。です。
順番的にはそうですよね。まずは身内に頭下げて想いを伝えてみましょう。
知人から借りる
これはなかなか難易度が上がりますが、知人からひたすら借りる。友達から知り合い、バイト場の先輩からずっと連絡取ってない人など電話帳に入ってる人、連絡の取れる人片っ端から借りて行きます。
かならず色々言われて凹みますけど成功してしまえば否定が肯定にひっくり返ります。そうなった時はかなり気持ちいいことでしょう。ちなみに僕もこの方法を試したことがありますが、300万円必要なところを100万円集まりました。現実は厳しいです・・・。
4、支援を受けたい
知人にも借りられないし銀行も貸してくれない。そんな時にはとってもお得な起業者向けの支援を受けましょう。
知らないと損する助成金とは
助成金とは国から起業する人に向けて貰えるお金です。
他の融資と違うのは返済が不要ということ。そしてお金の使い道は自由ということ。
100万円貰えたらそれを自由にお店のお金として使えます。
しかし申請が大変ですが資格要件を満たしていれば貰えるものです。また審査が長く1年くらいかかったりするので初期費用にあてることは出来ません。
しかし本当なら貰えたのに助成金を知らずに申請しない人も多くいます。駄目元でも必ず申請しましょう。
補助金もある
助成金とほぼ同じで返済の必要がない国から貰えるお金です。
助成金との違いは審査が厳しいこと。どう社会に貢献する事業なのかを審査されます。補助金を貰えたあとも使い道を申請する必要があります。
資格
5、実は必要ない資格
調理師免許
飲食店をやるには調理師免許が必要と思っている人が多いですが、実は必要ありません。
調理師免許とはカンタンに言えば「ちゃんと勉強してますよ」という証みたいなもので、あれば「ちゃんとしてるのか」と思われるだけで必須ではありません。
酒類販売免許
アルコールを提供するなら免許は取らないとな、とこれも思われがちですが、酒類販売免許とはお酒を小売する場合に必要ないものです。
ドリンクメニューとして出す分には特に免許や資格は必要ありません。
なので意外とカンタンに誰でも飲食店を開業することが出来るんです。
6、必要な手続きや届出
資格は必要ありませんが様々な手続きや届出をしなければなりません。
特に難しいものはありませんが、ちょっと面倒ですよね。
保健所
食品衛生責任者の資格を取らなくてはなりません。
資格と言ってもカンタンな講習を受ければ誰でも貰えるようなものです。
消防署
火を扱う場合には消防署に申請します。
また収容人数が30人を超える場合は防火管理者選任届をする必要があります。
税務署
個人事業の開廃業等届出書を出します。
警察署
営業時間が深夜12時をすぎる場合は深夜酒類提供飲食店営業開始届出書を申請を申請します。
気になるあれこれ
7、開業数はどれくらい?
飲食店のピークが平成3年で全国に84万店もありました。
しかし平成21年には67万店と飲食店の減少は止まりません。
それにも関わらず現在も年間12万店ほどが参入しています。
大手チェーン店が店舗を増やし続けているところを見ると、潰れていってるのはほとんどが個人経営の飲食店だと言えますね。
この数字だけを見ると、飲食店は儲からない。そして競争が激しい。
それでもやるからにはそれなりの戦略を立ててやらないと行けませんね。
8、成功率はどれくらい?
10年間継続経営出来ている店舗が僅か6%ほどと言われていますので、ほぼ失敗しています。
失敗の理由の多くは
- 資金が尽きた(準備不足・赤字)
- トラブルに見舞われた(風評被害・食中毒)
- 労働に見合わない(時給換算した時)
ですね。1・2はともかく3、労働に見合わないという、黒字経営でも廃業してしまう場合もあります。とりあえずで始めてしまう人も多いようですから、しっかりとした戦略、明確なビジョンがないと継続は難しいです。
9、失敗しないためには
なにを持って成功とするかによりますし、それは人によって違います。
「薄利であっても本当においしいものを提供してお客様や従業員の笑顔が溢れる空間を作りたい」
このような理念があればきっと叶える事が出来るでしょう。
「フランチャイズ化してお金をがっぽり稼ぎたい」
このような理由ならおそらくアイデアで勝負して一時は人を集めても10年以内にほとんどが廃業していきます。
「料理が好き(得意)だから」
しかし、自分がいいと思う物を周りも良いと言うかというと?ですね。
牛丼最大手の吉野家の牛丼は一番おいしいから売れているのでしょうか。売れる店は味ではなく売り方が上手いのです。
あなたが飲食店を開きたい、開かなければならない理由はなんですか?
失敗しないためにはまず何が成功なのかを明確にして、それが達成出来るビジョンを描けるかを確認しましょう。