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マネーの虎に出ていた貞廣社長を覚えていますか?
お金持ちオーラMAXの強面社長達が志願者達をダメ出ししたり時には怒鳴り、ボッコボコにしているなかで、大人しくて優しくて真面目。さらにイケメンな貞廣社長はまた違ったオーラを出していました。
そんな貞廣社長はどんな人だったのか。そして現在はどうなっているのかなどをまとめてみました。
貞廣一鑑(さだひろかずみ)ってどんな人
衣食住トータルプロデュースの株式会社ラヴの代表取締役CEO。現在は「商業藝術」に社名変更。
カフェや和食店を中心に全国に展開していて、その他にもハウスウェディング事業、ヘアサロン事業、インテリアや空間デザインなどのオシャレな事業を展開。また、数多くのお店をプロデュースもしています。
貞廣社長は優しそうで大人しそうな見た目とは違って、実は空手道5段。DJもやってるイケメン社長です。
自衛官の親を持ち、かなり厳しく育てられたそうで、そのギャップから「起業したいなら寝ないで働け!」とか「もっとやる気を見せろ!」とか厳しいことを言わない 「脱・体育会系」を目指しています。
過去には友人に裏切られて4,000万円の借金を背負ったり、親戚が数百万円の借金で自殺したりと辛い経験もしていますが、誰を恨むこともせずに前向きな姿勢で、スタイリッシュな経営で、現在も69店舗。年商61億円と大成功をしています。(2014年時点)
マネーの虎でのエピソード
マネーの虎に出ていた当時は、多くの回に積極的に登場し、真面目にプレゼンを聞きながら時にはアドバイスをして、投資も積極的にしました。
貞廣社長は基本的には特にプランを重視せずに、「どんな人か」が全てでした。その人が未熟だろうが、外国人だろうが、信念を持っていたり一生懸命を感じた時は惜しまずに投資をしていました。
しかしそんな穏やかな性格とは逆に、どれだけ画期的な、儲かりそうなプランでも「タダのお金儲け」という一面が見えた時や、スジの通っていない曲がったことを言った時には、学生や女性、周りの先輩社長関わらず噛みつきます。
ここではそんな貞廣社長がマネーの虎で残したエピソードを紹介していきます。
ハンドメイド家具のカフェを始めたい。
「家具職人の菊野さんが、カフェスタイルの家具屋を始めたい」という、マネーの虎の中では有名な回があります。
なぜ有名なのかというと、普段めったにお金を出さない社長達が終始絶賛し、最終的には3人の虎が投資を希望して、だれに出してもらうのかを志願者が決めるという異例の事態になったからです。
その中でも貞廣社長は志願者の菊野さんの人柄を見て、すぐに「この人になら」と心を決めました。それこそプランはあまり聞かずに、菊野さんの作った家具を見て、暖かさを感じたといいます。
その後も、菊野さんを優しく見守り、お店を見事出した時には一緒になって喜んでいる姿は、本当に人が好きで、貞廣社長の成功は人との繋がりを大切にした結果なんだなと思わせました。
日本でケバブを流行らせたい
トルコ人の学生が、日本でケバブのフランチャイズチェーンを作りたいと志願した回も有名です。
志願者のシェネルさんは日本に留学している学生で、「トルコ人は日本が大好きなのに、日本人はトルコのことを知らない」という理由から、トルコ料理のケバブの店を日本に作りたいといいます。
その眼差しは真剣そのもので、言葉遣いもとても丁寧で、好感のある青年でした。それを見てすぐに気に入った貞廣社長はとんでもない行動に出ます。
なんと、飲食FCのプロである小林社長にも投資をお願いしたのです。こんな状況は他にはあり得ない光景でした。
「なんとか成功させてあげたい」と、頑張る人のためなら本気で応援する姿はとても好感が持てました。
お店
貞廣社長が手掛ける数々の事業。その中でもセンスがとびきり光っているカフェをいくつかまとめてみました。
和カフェyusoshi
マネーの虎出演時に「最近『和カフェ』というのを始めたんです」と言っているのですが、そのシリーズのひとつが和カフェyusoshiです。
カフェと言えば落ち着ける空間ですが、落ち着くといえば「和」ですよね。そんな相容れないものを合わせて高級感のある落ち着ける空間です。
店内はぼんやりと明るい空間。畳に座布団の席もあったりして、料理も和食を中心に提供しています。創作の抹茶ミルクもオシャレでおいしそう!
latte chano-mama
2014年。新宿伊勢丹には親子カフェがオープンしました。
その名の通り、小さい子供とお母さんが一緒にくつろげるようなお店。
デザインもかなり凝っていて子供達も楽しそうですし、料理やデザートも豊富でお母さん達も満足。
まとめ
人を大切にしている貞廣社長。お店もひとつひとつが大切に、人を考えて作られたようなあったかみがあります。
ビジネスは時に心を鬼にしなくてはならない厳しい世界だとある人は言いました。
貞廣社長はその逆で、決してムリをせず、自分を見失わずに関わっていく人達を大事にしていくことが大切と言いました。
どちらが正解かは分かりませんが、貞廣社長のその理念は今も変わらずに続いていて、今もなお全国に広がっています。
これからの活躍にも期待したいですね。