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受験勉強や就活中の学生さんや主婦の方から毎日仕事をしているサラリーマンまで、もう何もしたくないほどやる気が出ないなんて時がありますよね。
私自身も上がり下がりが多い性格で、そんな時には「やる気が出る方法」を色々検索してみたりするんですけど、「運動しよう!」とか「早起きしよう!」とかばかり。。。分かってはいるんだけど、それすらも試す気にもなれないほど何故かやる気が出ません・・・。
病気で目の前に薬があって飲めば治るのに、なんだかんだ理由を付けて飲まないようなものですね。もうどうしようもありません。
ですが、こういったことは答えをそのまま提示されても受け入れることは難しいんです。なぜなら、実はその原因は自分自身わかっているから。分かってるけど出来ない。悩みというのはすべてそんなものです。
なので、今回は逆に、やる気が出なくなるような時はどんな時なのかの原因をまとめてみることにしてみました。
なぜやる気が出ないのか。どんな時にやる気が出なくなるのかを知ることで、自ずと自分自身で解決策が見つかるかもしれませんよね。
というわけでいってみましょう。
目次
1,やる気を出した時
一発目から突拍子もないことを言い出しますが、やる気を出したりモチベーションを高めたりした時です。
「何言ってんだこいつ」と思うかもしれませんが、本や映画、はたまたセミナーなんかに行ってモチベーションが上がったとしても、実はそれは一時的なもので本質的な解決にはなっていないように思えます。
また、きっとやるべきことのほとんどは毎日こつこつと地味な作業の繰り返しだったりするので、モチベーションを上げたとしてもそのギャップに気づいたらすぐダメな生活に元通りなんてことはよくあります。
さらに、周りを見渡してもやる気に溢れた生活をしている人は稀で、コンスタントに行動している人はやる気を上げたり下がったりという概念ではなく、日課として当たり前のように出来ている気がします。
無理やり上げたモチベーションはすぐにリバウンドしてしまうので、無理にやる気を出そうとするのは逆効果だったりします。
2,明日、明後日、1年後が想像出来てしまう
「毎日同じことの繰り返し」
この言葉を聞くだけでやる気が下がりますね。いわゆる「目標がない」というやつでしょうか。
例えば犯人が分かった状態で見る推理小説なんて見る気が起きませんよね。そんな感じで毎日目標も持たずただ繰り返しの生活をする。
明日も明後日も同じような毎日が来るのは確定してしまっているし、1年前と比べて現在なんの状況も変わっていなければ、きっと来年も今のままというのは想像出来てしまいます。
山登りをよく人生に例えますが、やっぱり多少辛くても、大変でも、何かに挑戦していると時は生きてる実感がします。
そして、その山の頂上に自分の望んでいるものがあれば、「よし登るか!」とやる気が湧き上がってきますが、やはり何も起きない平坦な道をただ歩いていくのはつまりませんよね。
3,いくら頑張っても変わらない環境
例えば仕事。どれだけ成果を上げても給料も上がらなければ昇格も望めない。。。
主婦の方は特に大変です。家事を完璧にしたところで具体的なメリットなんてありませんし、どれだけ頑張っても楽になることはなく永久にやり続けないといけません。
そうなるともう本当に気持ちの持ちようしかありません。しかし、やらなければいけないことは分かっていながらも、モチベーションを保つのはなかなか大変ですよね。
しかし、頑張って結果が出るようなことはその分リスキーでありそれなりに大変です。仕事がまさにそうですよね。
安定した給料を得る代わりに毎日同じ仕事を繰り返すのか。自ら起業してリスクを追いながらもやりがいを求めるのか。
どちらがいいのかは一概には言えませんが、やはりやりがいがないと日々のやる気は出てきません。
4,しなくても死なない
もしあなたが家族の稼ぎ頭だったら、仕事をサボったり辞めたりしませんよね?
また山の話が出てきますけど、どれだけ疲れてても日が暮れるまでに下山しますよね。
なぜなら、そう。「やらないと死ぬから」です。
やる気が出ないのは、正直やらなくてもいい事だったりします。やらなくてもいいことをやるというのはなかなかやる気が出ません。
また、中途半端に満たされた環境にいると、今のままじゃ嫌だと思っていても今よりも生活レベルが下がるリスクを恐れるようになってしまいます。
それならいっその事、全てを失った方が様々なことにチャレンジ出来るような気がしませんか?成功する人も元貧乏の人が多かったりしますし。
行動したくても行動出来ない人は、やらなくちゃいけない環境に身を置くといいかもしれませんね。やる気関係なくやらなくちゃ死ぬ状態に持っていけるならなおベストでしょう。
5,一人、孤独な状態
1人で仕事をしたことがありますか?私はこれをもちろん1人で書いていますが、とっても孤独で、モチベーションを保つのがとても難しい状態でいます。
そんな時に、大きなモチベーションになってくれるのは何より自分以外の他人です。
- 辛い時に支えてくれる仲間
- 他愛のない話をして気分転換させてくれる友達
さらに、自分にとって嫌な人や、ライバルと呼べるような人でさえも、「負けたくない!」「見返してやる!」という重要なモチベーションの1つになってくれます。
極端な話ですが、もしあなたが無人島に1人で暮らしていたとしたら、何かを成し遂げたいと思うでしょうか。
全てのモチベーションは、良い人、悪い人も含めた他人によって支えられているように思えます。
6,昼まで寝すぎてしまった日
ここで急激に生活感のある話題になりますが、寝過ぎるとやる気が出ないのは確かです。
仕事や学校に寝坊してしまい、急遽休みになってしまった場合、そこから活発に有意義な休日に切り替えることはほぼ不可能でしょう。ただダラダラと過ごす一日になりがちです。(気持ちの問題もありますけど。。)
やっぱりやる気は気持ちが全てなので、朝早く起きて午前中から行動すると、「まだこんな時間か!」という余裕が生まれます。
寝過ごして「もうこんな時間だ・・・」となると、気持ちがおちて「今日はなにもやる気がしない」の連鎖になってしまったりしますね。
7,食べ過ぎた時
やる気の根本は眠気でもありますよね。そうです。眠いからやる気が出ないのです。
ちょっと実体験を織り交ぜると、今まで私はご飯=満腹にするというものだと思ってて、毎食必ずお腹いっぱいになるまで食べていました。
しかし案の定食べた後は苦しくなって、動けなくなり、そのまま眠くなってしまいます。
ですが、ある時に父から「ご飯はお腹いっぱいになるまで食べなくてもいい」と言われて衝撃を受けました。
もちろん空腹はストレスになりますが、空腹が満たされればそれ以上食べなくてもいいんだそうです。もし物足りなくても時間が経てばなんとなく平気になりますし、間食を多くするのもアリですね。
仕事も昼休憩が終わってからは眠気との戦いでしたが、かなり改善されました。すぐ寝ちゃう人は是非お試しください。
8,自分が何をしているのかの仕組みを理解していない
よく人間を社会の歯車として例える人がいますが、人間は歯車ではありません。
しかし、もしあなたが自分のしていることの役割をしっかりと理解していないとしたら、ただ言われるがままに流されているだけだったとしたら、周りに合わせてクルクルと回り続けている歯車のようになってしまっているかもしれません。
自分の今している事をしっかりと理解し、自分の意思でしていることに対して「やる気でねーわ」という状況はなさそうですよね。
「なんのためにやっているんだろう。」「誰のために頑張っているんだろう。」「こんなことをしてなんになるんだろう。」
その理由はキチンと理解することで見つかるかもしれませんし、考えることで自分にとってのやりがいを作り出せるかもしれません。
9,自分の部屋
自分の家ってやる気出ませんよね?!これって本当に実感します。
例えば職場で飲み終わったコーヒーカップは自分で洗うのに、家では片付けなんてしたこともないって人よくいませんか。(私です)
家には漫画もゲームもあるだろうし、パンツ一丁でゴロゴロ寝転がれますが、もちろん外や店や人の家では絶対にしませんよね。
主に人に見られている緊張感があるからでしょうか。自分ちの部屋のベッドの上で何かを成し遂げた人はいないと思います。外に出ましょう。
10,好きじゃないこと
結局なんでやる気がないって、やりたくないからなんです。
ゲームしたり漫画読んだりはもちろん、趣味なんか時間を忘れて毎日でも出来ますよね。
「好きなことを仕事にするのは難しい」なんて言いますけど、好きなことへのかける手間やこだわりは半端ないものがあります。
やっぱり自分の好きなことをやるのが一番ですし、それでもどうしてもやらなくちゃいけないことだったとしたら、まずはそれを好きになってみることから初めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、やる気が出ない10の要因でした。
まとめさせていただくと、最初の方でも言ったとおり
「無理にやる気を出さない」
という、つまりは「やる気が出ないようなことを頑張りすぎないでほしい!」という想いでいっぱいです。
また、最後に、昔偉い人が言っていた言葉で、私もいつも胸に置いている言葉を紹介させてください。
「3日坊主で終わっても悔やむ必要はない。そのかわり思い出したらまた初めてみよう。3日坊主も10回続ければ30日になる。」
毎日必ずやるんだと気張らずに、失敗してもまたやり直せばいいやとラフな考えで、気楽に取り組んでいきましょう。