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ブームからかなりたつけどそれでも人気が止まらないカフェ。毎年多くの人がカフェで開業をしています。
おいしいケーキとコーヒー、オシャレなインテリアに囲まれたのんびりライフは会社員生活とは正反対でとっても憧れちゃいますよね。
- 「ケーキ作りが大好き!」
- 「こだわりのコーヒーを作るシブいマスターになりたい!」
- 「自分の好きな街でお店を開きたい!」
そんな思いのつまったカフェをやってみたい!しかし何から始めたらいいのか。準備は?お金はいくらかかる?
「カフェをやりたい!」と思い立ってから実際に開業するまでの12のポイントを全部まとめて紹介していきます!!
目次
1、コンセプトの決め方
まず初めに決めるのがカフェのコンセプト。
なんの特徴もないお店を作っても面白みがないですよね。個性のある自分を出せるコンセプトを考えてみましょう。
なんでカフェをやりたいのか
自分自信が一番強く想ってること。それをお店に出しましょう。
自分の好きな事、やりたい事や趣味を全面に出すのもありですし、「こんなカフェがあればいいのに」というようなものを改善したカフェというのもいいですね。
どのカフェにもオーナーの想いが詰まっていますよね。あなたはどんなカフェを作りたいですか??
スタバに負けないために
コンセプトのないカフェだとどれだけ繁盛しても隣にスタバが出来たら終わりです。
ならばどうするか。スタバなど大手カフェにはないもの。武器が必要ですね。
- 冷凍食品を使わず味にこだわる
- 雑貨などの販売を兼ねる
- 音楽やサーフィンなど趣味を取り入れる
仮に大手が入って来てもこれだけは負けない強みはありますか?
流行りものは廃れる
奇をてらいすぎるのはカフェ界にとっては逆効果にも思えます。
カフェ=落ち着ける空間、通い続けたいと思われるような要素が必要ですね。
インパクトがありつつも流行廃れのないものでなければ例えブレイクしてもいずれは飽きられてしまうかもしれません。
2、資金調達
資金調達には頭を悩ませます。自己資金でまかなえたならなによりですけどなかなかそんな人はいませんね。
開業資金はいくらあっても足りません。どんな調達方法があるでしょうか。
公的金融機関
民間金融機関。銀行などからはなかなか借りられません。
公的金融機関ならば新規事業者を対象にした貸付があります。地元の自治体窓口に問い合わせてみましょう。
市民バンク
市民バンクでは開業資金や運転資金を融資する制度があります。
「地域に貢献する事業」を対象にした審査があり、東京の場合は最高1000万円まで。返済期間は10年間で融資を受けられます。
3、物件探しのコツ
一番骨を折るのがこの作業ですね。成功するかしないかは物件で大きく変わってきます。
エリアを決める
都内の駅前やオシャレな街などの一等地ばかり狙うのは得策ではありません。
家賃が高いという事はそれだけ売上なくては行けないという事。売上を上げるという事はそれなりに広いお店を借りるという事。ということはまたさらに家賃があがります。
家賃が安くて来客が見込める。一等地ではなく「穴場」を探します。
2階のテナント
一軒家を借りれば2階も使えテラスもある思い通りのお店がつくれますが2階のテナントならかなり安く借りれます。
1階のオシャレなお店も憧れますが他にもいっぱいありますよね。
2階のテナントでも2階という封鎖された特性を活かして、どうしたら来客に繋げる事が出来るのか考えてみましょう。家賃が安い店で来客があればかなり稼げちゃいますね。
4、内装工事
内装工事は一番お金をかけられるところです。いくら妥協出来るかで大きく費用が変わってきます。
内装は自己満足?!
自分の描いているお店を作りたい気持ちはありますが、多くの場合特にそれが来客に繋がるようなことは少ないようです。バランスが大事ですがこのお店に来るお客さんは何を求めているのか。
ビジネスである以上「お客さん視点」で内装にお金を使っていきましょう。
自分で作ろう
ちょっと厨房を変えたり看板を作ってもらうだけでも数十万かかってしまい金銭感覚がおかしくなりそうですが、専門的な工事以外のことは自分でしましょう。
厨房やカウンター、看板、テラスまで作っちゃう人もいてスゴイですけど、そういったことをしてしまうことにより費用も抑えられますし、なにより自分で作った方が楽しいですよね!
5、設備機器
厨房機器や空調から食器まで、数多くの設備がありますね。これにも一つ一つお金をかけていたら切りがありません。
リサイクルショップで集める
飲食店専門のリサイクルショップがあります。中古だと費用は3分の1ほどで済みますので利用しましょう。
高いものはリースする
高額な設備はリースしましょう。実際いいやつを買ってもあとから「いらなかったな」ってものも出てくると思うので、初めはリースで後に購入しても遅くはありません。
大手をマネしない
大手に憧れて設備にお金をかけるのは要注意。個人店は個人店なりの良さがあります。
家庭用の炊飯器で事足りるのに業務用を買ったり、食器やテイクアウト用のコップにロゴを入れたりと、そういったことを始めからしていくと資金がかかるので、出来るだけカットしていきましょう。
6、雰囲気作り
カフェをやるにあたって一番大事にしたいのが雰囲気。居心地のいい空間作りですね。
細かいインテリアやソファ。BGMやサービスまで気を配るところはたくさんあります。
色んな形のソファ
一般的な店作りならターゲットに合わせて決めていきますよね。高齢の人がターゲットなら椅子を深くしたり、若い人で回転を上げるならハイカウンターにしたりします。
ですがカフェはもっとファジーなところで成り立っている商売ですよね。結局どんな人が来るかはやってみなきゃ分からないし、来る人の気分に寄っても変わって来ます。
何種類かの席を作ることで人も選ばないし「今日はこの席」と気分で変えられて楽しみも出来ますね。
細かい気遣い
喫煙者、禁煙者とそれぞれがくつろげるような空間作りや、少し寒く感じる人のためのブランケットの貸し出し。
そういった細かな気配りがあるといいですよね。
そういった気付きは、色んなお店に客として行ってみるといいですね。良いところ。マネしたいことや、ちょっと不便なところ。もっとこうだったらなというところを探して見ましょう。
7、仕入れルート
食材などの仕入れは専門の業者にお願いするかスーパーに買い出しに行くかが一般的な方法ですけど、もっとお得に仕入れる方法が知りたいところですよね。
コネを使う
以前働いていたところで知り合った業者さん、通っていた製菓専門学校から紹介された業者さんなど、以前のコネを使うパターンがほとんどです。
見本市
毎年春秋に開かれる食材の見本市に行って探す方法があります。有名なところだと幕張メッセで開催されているFOODEX JAPANですね。
世界中の食材業者が集まっていますので多くのお店を見たり試食したり試供品もたくさんもらえて面白いです。
開業前でも中には名刺を作れば入れますので開業するなら是非足を運びたいですね。
8、メニュー
料理やスイーツなど、コンセプトに合わせて決めていきます。
コーヒーを楽しむ店なのでカンタンなメニューにするのか。他店の作り置きや冷凍に対抗して手作りのおいしいメニューを提供するのか決めます。
手際、原価、客層
レストランと比べて客単価が少なく厨房も小さいので効率良く出せるもの。そして原価のかからないものを客層に合わせて出すのが基本です。
しかし、時には原価を無視し作り置きしない手作りケーキを目玉商品にすることでそれを目当てに来る人を増やすという手もありますね。
流行と季節限定
ドリンクメニューは特に流行が入れ替わりますね。スムージーやゼリー感覚のジュース。アジアンフードなど、そういった流行を他店で調査したりネットなどで仕入れて取り入れましょう。
また季節限定にはみんな弱いですよね。僕もよく頼んでしまいます。旬の食材もうまく取り入れれば利益を上げられそうです。
9、効果的な宣伝方法
一般的には折り込みチラシを入れたり街でチラシ配りをしますが正直効果は薄い様です。
カフェの宣伝に一番効果的なのは口コミですね。多数の人の評価や信憑性のある紹介が一番の宣伝になります。
メディア向けキットを作ろう
一番はTVや雑誌に載ること。しかし開業したばかりのお店をいきなり取材してくれるところはないと思います。なのでまずは小さいところから売り込みをしていきましょう。
店内やメニューを撮った「メディア向けキット」を作り比較的掲載してくれそうな地域のミニコミ誌などに送ります。
そして掲載されたらその記事を同封してさらに購読者の多いところへ・・・と繰り返していきます。
Facebook・Twitterを使う
お金がかからなくて口コミも「いいね!」の数でわかりやすく拡散もしやすい。
現在の宣伝方法としては最強のツールですね。使わない手はありません。
10、資格と申請
飲食店=調理師免許が必要と思われがちですがカフェの場合は必要ありません。
ですが、食品衛生責任者講習会を受講する必要があります。
食品衛生責任者講習会
昔は開業したい地域の管轄の自治体で講習を受ける必要がありましたが今は近くの自治体で毎月何回も開催されていています。
条件
受講の資格は15歳以上で日本語の理解できる人なら誰でも可能です。公衆衛生学徒衛生法規と食品衛生学合わせて6時間かけて受講すれば誰でもカンタンに取得することが可能です。
内容
この講習の最後に簡単な小テストがありますが例え全問不正解だったとしても資格はもらえます。私が講習会参加した時には寝ている人もいましたがその人も取得しているほど簡単な簡単に取得ができます。費用は1万円ですね。
その資格を使う時に保健所に行って更新されてる情報を勉強するのが大変。資格をとってからが少し大変です。店舗に一人いれば開業出来ます。
11、資金は安く抑える
当たり前のことですけど資金は安く抑えたいですよね。しかしそうとわかっていながら間違った思い込みをしている人も多くいます。
もしこんなことを思っていたら要注意です!
(資金はいくらくらいかかるものなの?←こちらをクリック)
お金をかければ儲かる?
お金をかけるという事は楽をするということです。広告しかり内装しかり、お金をかければ良いものが出来ます。
しかしビジネスに大切なのは手間と工夫です。お金をかけなくてもどうにか出来ないか。どうしたらもっと上手く出来るかという積み重ねが儲かってるお店にはあります。
一世一代の大勝負
数百万、数千万。時には借金をして開業をする。かなりリスキーですよね。しかし多くの人はそのリスクに目を瞑って飛び込み、それが起業だと大勝負に人生を賭けます。
しかし数百万をぶっつけ本番の大勝負につぎ込む必要はありません。
初めは10坪程度の小さな規模でお金をかけずに始めて、後から大きいところに移転すればいいのです。
まったくの素人が使う500万円と、数年カフェを経営した人が使う500万円はどちらが効率的に、有効に使えるでしょうか。
初めは練習から始める。全てに共通することですよね。
12、その他豆知識
呼び込みにはイーゼル
一気にオシャレになりますよね!
サイフォンでおっと思わせる
こだわってる感が出るし軽いパフォーマンスになりますよね!
キレイなお札を揃えておく
商売をするのにお金に嫌われたら終わりです。丁寧に大事に大事に扱いましょう。
お客さんにも印象良いですし、こういうのが意外に大事ですよね!!
まとめ
以上がお店を開くまでの流れでした!
- 手作りケーキにこだわったお店
- ハワイテイストのサーファーが集まるお店
- オシャレ文房具が売ってる学生が集まるお店
- 画材があり漫画の描き方を教えてくれるお店
自分だけのワクワクが止まらないお店作りをしてみましょう!ちなみに僕はゲームが好きなのでTVゲームの出来るカフェなんて夢ですね〜♪
さぁあなたはどんなお店を作りますか?
レッツ起業!!!