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「将来の夢はありますか?」
そう聞かれてハッキリと答えられる人はとても少ないと思います。そしてこれを見ているあなたも夢がなくて悩んでいる1人かもしれません。
しかし周りを見渡してみればやりたいことを始めている人が出てきたり、趣味や特技など好きなものがある人を羨ましく感じたり、だけど自分自身もそろそろ本気で決めていかなきゃいけない年齢にもなってきて、少し焦っているかもしれません。
しかし、見つからずとも悩んで考えることはとてもいいことです。なぜなら将来の夢なんてよく分からないからと考えることもせず、夢なんてバカバカしいと向き合うこともせずに、今が良ければ全て良しと逃げてしまう人がほとんどだからです。
一生に一度の人生を後悔ないように生きていくには、将来の夢が無くてはならないものです。それがない状態で流されて生きていると、勉強や仕事など、ただ与えられた現状をどれだけ汗水たらして頑張ったあげく「結局おれはなにがしたかったんだろう」と取り返しの付かないことになってしまいます。
ゴールを決めずに走ってしまうと、気付いた時には全然違うところにいて、本当に欲しいものはまったく逆にあったなんてことにもなりかねません。
というわけで今回はそんな悩みを抱えるあなたがリアルに将来何するかと決めるための6箇条を選んでみました。これを読めば
- 夢が見つからない理由
- 夢とはなにか
- 夢とはどのようにして見つけるのか
を知るキッカケになるかもしれません。それではいってみましょう。
目次
将来の夢をリアルに見つける6つの方法
将来やりたいことが見つからない。好きなことも得意なこともこれといってない。そんな時にはこの6つのことを頭に入れて探してみると見つかるかもしれません。
まず1つめは「好きなことを夢にすると失敗する」という、夢を決めるのにやってはいけないことから紹介します。なんとなく興味があったり、好きなことを将来の夢にするのは一般的なことですが、そこからやりたいことを決めてしまうと多くの人はそれで失敗してしまいます。
2つめは「夢の大きさと覚悟を比例させる」ということ。夢に制限はありませんし、どんな大きな、人に笑われるような夢を諦めるのはもったいないので自信を持つことが大事ですが、それにはその夢に応じた覚悟が必要です。
3つめは「夢は小さなものでもいい」ということ。夢と聞くと大きいことや「スゴイ」と言われるようなことを探しがちですが、大切なのは大きさではありません。
4つめは「選択肢を増やす」ということ。あなたが将来の夢としてやりたいことはいくつあるでしょうか。人は知っていることの中からしか夢を描けないので、なにもないという人はまずは選択肢を増やすことが大切です。
5つめは「本当にやり続けられることを見つける」ということ。人の目を気にせずに、本当に自分がこの人生の中でやり続けていきたいことの探し方を紹介します。
6つめは「それでも見つからない人でも見つけられる1つの方法」です。将来の夢を聞かれて答えられないのには理由があり、それを知ることで自分の夢の探し方が見えてきます。
それでは1つずつ紹介していきます。是非参考にしてください。
1,好きな事を夢にすると失敗する?!
好きなことを仕事にしたいという人がいます。
例えば
- 歌が好きなら音楽で食っていきたいだとか、
- ラーメンが好きだからラーメン屋になりたいだとか、
- ペットが好きだからペットショップで働きたいなど。
だけど、これは一番陥りがちな、間違った選び方になってしまいます。
まず、趣味と仕事の違いはなんでしょうか。本気度?実力?それよりも大きな違いがあります。それは「誰のためにやるか」ではないでしょうか。
趣味は自分を満足させるためのものです。誰に何を言われるわけでも干渉されるわけでもないし、自由に自分の好きな通りに出来ます。
一方仕事はそれでお金をもらうわけなので、お金をくれた相手のためにしなければなりません。相手はお金を払うわけですから、ワガママも文句も言いますし、それに答えられなければお金はもらえません。
「そんな当たり前なこと分かってるよ!」なんて声が聞こえてきそうですが、それでは上の例に当てはめて考えてみましょう。
音楽を仕事にしたい場合は、「歌うことが好き」ではなく、「自分が歌うことで誰かに喜んでもらうのが好き」という感覚じゃないと仕事には出来ません。「自分の好きな歌を歌う」という気持ちよりも、「誰かに喜んでもらえるような歌を歌いたい」と思えないと、もしかしたらそれは夢ではなく趣味でやっていた方があなた自信にとっては幸せかもしれません。
また、ラーメン屋もそうですね。「自分が本当に美味しいと思うものを作りたい」と「誰かに美味しいと言われるようなラーメンを作りたい」という気持ちは同じようでまったく違います。なぜなら、仕事にしたら何年も、何十年もやり続けなくてはいけないからです。そんな時に前者ではモチベーションが続かずに「もう飽きた」となりやすいし、後者のような気持ちを持てていれば、いつまでもやり続けられそうな気がしませんか?
「自分がやりたい」という気持ちを否定しているわけでは決してありません。ですが、自分がやりたいことを仕事にすることは本当に幸せかというとあなた自身がそうではないような気がします。なぜなら、仕事にするとやりたいことがどうしても出来なくなるから。
であれば、やりたいことは趣味として、お金なんて関係なく、おじいちゃんになるまでやり続けることを夢にして、そのために両立出来るような仕事を選ぶ。そういった考え方をしてみましょう。
2、夢の大きさと覚悟は比例させよ
夢が本当にないのかと聞かれて、あるにはあるんだけどでかすぎて現実的じゃない。そんな人もいるかもしれません。
- 大統領になりたい!
- お笑い芸人になりたい!
- プロ野球選手になりたい!
などなど、でっかい夢を持つことはいいことです。もちろん友人や家族は反対されたり、時には笑われることもあるかもしれませんが、気にすることはありません。こんな自由の国日本に生まれたんだし、人生一度きりだし、やりたいことをやらずに諦める意味がありません。
また、才能も必要ありません。「あんたには向いてないよ」なんて言葉は無視しましょう。なぜなら、歌が下手な歌手もたくさんいるし、顔の悪い俳優もいる。絵が下手な漫画家もいるし、今は上手い下手関係なく成功する道はたくさんあるからです。それを何も知らない第三者が分かるはずがありませんよね。やってみなければ分かりません。
し・か・し
どうしてもやりたい夢がある場合には、その夢の大きさに応じて、覚悟も同じだけ決めて下さい。覚悟とはなにかというと、私は持っているものを捨てることだと思っています。
その中でも一番は時間だと思っています。友達と遊ぶ時間。テレビゲームをやる時間。スマホをいじる時間。寝る前にダラダラする時間。これらの時間を捨てて、夢に当てることが出来るのなら、私は大概のことはやってやれないことはないと思います。
ちなみに起業家のホリエモンは若いころ、これらの時間はもちろんのこと、髪を切りにいく時間やご飯を食べる時間、はたまたトイレの時間までも捨てて、ご飯食べながら仕事をし、トイレ中にも仕事を。もう睡眠時間以外のほとんどを仕事にあてて成功しました。
あなたが大切な時間を捨てる覚悟があるのなら、どんな夢にでも向かっていきましょう。するとそこまですると反対していた周りも応援してくれるようになります。
3、「そんなことが夢なの?」でOK!
夢というと大きな夢を想像しますし、全てを捨ててでも大きなことをした方がいいように感じてしまうかもしれませんが、実はそうは思っていません。
でっかい夢を持つことはいいことだとは言いましたが、夢はデカければ良いとは思いません。将来の夢と聞いて、どうしても大きなことを想像しがちですが、大きさは関係ありません。
一番の夢は、自分が幸せだと思えること。これを最重要視するべきです。
ちなみに私は将来の夢は社長になることでしたが、自分にとって何が幸せかなんて考えもしませんでした。ただ学歴もなく、就職もせず、追い込まれてしまった状態で成り上がるには起業しかないと漠然と考えていましたし、お金や時間があればイコール幸せだろうと安易に考えていたんです。
そしていざ会社をおこしてみると、おそらく昔の自分が見たらもう夢にまでみた理想の状態でさぞ羨ましがるはずですが、自分自身充実感は思ったよりもありませんでした。なぜなら、私は起業することを目的としていたからです。
そのため、起業することは自分にとってのゴールではありませんでした。なので、そこからさらに本当にやりたいことを見つけていくことになりました。
起業は目的ではなく手段です。なのでこれを方程式にすると「私が幸せになるためにはこれが必要だ。そしてそれを得るためには起業しなくてはならない」という形になるはずですよね。
大きなもなにも必要なく、あなたが本当に幸せだと思える姿を想像してみて下さい、そしてそれがどんなに小さくても些細なことでも構いません。なぜなら、自分の幸せを決めるのは他人ではなく自分自信だからです。
4、夢が見つからないのは選択肢が少ないから
将来やりたいことがない、夢がないという人でも、実は本当に夢がないわけではありません。ただ、知らないだけなのです。例えば「やりたい仕事なんてない」と言う人はどれくらいの仕事の種類を知っているでしょうか。実際に目にしたりやってみたことはあるでしょうか。
また、例えばどこの会社にも属さずにパソコン1台あればどこででも仕事をするノマドワーカーや、路上でパフォーマンスをして投げ銭で食べていっている人、また世界一周をしながら各国で色んな仕事をしながら生きている人は知っていますか?
世界中には無数の仕事があります。しかし、あなたはそのほんの一握りしか知りません。無数のカードを出されてそこから好きなものを決めて下さいと言われれば、その中からなにかしら見つかるかもしれませんが、2、3枚のカードしかなかったら、そこにやりたいことがなかった時点で終わってしまいますよね。
まず、将来の夢がないと言う前に、夢にはどんなものがあるのかを知らなすぎるのかもしれません。さらに将来やりたいことが見つからない人は、やりたいことを求人サイトの中から夢を探そうとしている人も多くいます。
また「こんなのはどう?」と聞かれても「え〜なんか大変そうじゃん」とすぐ否定してしまうように、一つ一つの仕事をイメージでしか知らずに、深くを知ろうとしていないのかもしれません。どんな仕事も、一見地味に見えるような仕事も実際はとても奥が深く、人の人生を変えるような要素がたくさん詰まっているのです。
なので、夢がないのならまずはアンテナをはって、日々色んなものに触れてみましょう。街を歩いているだけでも色んな店があり、一つ一つの店にストーリーがあります。
また、読書や映画は人の変わった人生を手軽に知れる良いツールです。夢を叶えている人の自伝や、成り上がるストーリーをたくさん読むことで中学生の頃のウズウズした気持ちが刺激されてきます。
また、一番は実際に色んな人にあって話をすること。これ以上に刺激がもらえるものはありませんよね。自分と同じような友達とばかり遊んでいると気がつけませんが、実際にそういった人に会うと熱量の違いに驚かされます。
とにかく夢がないのなら、たくさんの夢を知る所から始めてみましょう。ワンピースで言えばあなたはまだイーストブルーの初めの村の中でしか生活をしたことがない状態です。その中での夢は酒屋を開くか八百屋を開くかの選択肢しかありません、
しかし海を出ると、常識とはまったくかけ離れた世界がまっています。そしてグランドラインに行けば非常識な生き方をしている人がうじゃうじゃいます。
世界を知ればたくさんの生き方や人の夢を知ることができます。あなたが頭の中で思い描く夢はいくつありますか?それが10コ、100コと増えていったら、将来の夢がその中から見つかりそうな気がしますね。
5、やりたいことをやり尽くした後に残るのが夢
本当の意味での夢とはなんでしょうか。それは、自分の好きなこと、やりたいことを四六時中出来る状態のことかもしれません。しかし、やはり出てくるのがお金の問題で、いつまでも夢を追い続けるわけにはいかないし、現実を見るとどれもムリだと思ってしまうかもしれません。
では、想像してみてください。もしあなたの口座に毎月100万円が一生振り込まれてくるとしたらどうしますか?
100万円といえばもう働かなくても十分なお金ですし、買いたいものも買えるしやりたいことも出来ます。そんな状況になったらなにをするでしょうか。
もちろん、今欲しいものを買ったり、旅行に行くかもしれませんが、問題はそんなやりたいことをやり尽くした後のことです。そこで仕事をする必要もなく、時間も24時間フリーでお金もたんまりある状態で、どんなことをして過ごしていたいですか?
もしそれがあるならば、それがあなたにとって本当にやりたい夢なのかもしれません。
6、漠然でもいいじゃん!行動したら見えてくる
将来の夢と言えば野球のイチローやサッカーの本田圭佑が有名ですよね。その他スポーツ選手のほとんどもそうですが、彼らは幼少期から将来の夢を具体的に描いていて、それに向かって走り続けて見事夢を掴みました。
しかしそれは本当に稀なことで、学生時代に「将来の夢」を決められる人はおかしいと思います。何故って、仕事なんてしたことのない学生生活で、勉強しかして来なかったのに、その後にやりたいことを見つけろってほうがムリな話だとよくよく考えてそう思いませんか?
それはまるで、行ったことのないフランス料理店で何を注文するか決めろと言われてるようなもので、食べたこともないのに何が美味しいか分からないし、料理の説明をされても全然ピンとこないわけですよね。
しかしそんな状態で迫られた進路をそのまま進み続ける人のほとんどはまず辞めていきます。当たり前っちゃ当たり前ですよね。なんとなく良さそうな料理を選んではみたけど、実際に食べたら不味かったみたいな、そんな状態になります。
なので、夢がない人が夢を見つけるためにはどんな方法がいいのか。それは、やりながら見つけていくことです。フランス料理の例えでいうなら、一通り試食をすること。そしてレシピを覚えてみること。それをしていけば、その中で好きなものが見つかるかもしれませんし、そもそもフランス料理自体好きじゃないことに気付けるかもしれません。
なので、将来の夢と聞かれて、1つに決める必要はないのかもしれません。また、それは漠然としている夢でいいのだと思います。そんなことよりも大事なことは、とにかく漠然とでも決めた夢に進んでみること。行動に移してみることです。
部屋の中でいくら考えていても見つかるものも見つかりません。実際に行動している人はたくさんのことを考え、悩むことが出来ます。そうやって本当にやりたいことを探していくというのもいいかもしれません。
まとめ
以上、将来の夢を見つける方法でした。
将来の夢の見つけ方の結論は、今決めずにやりながら決めていくということが私の中の答えでした。
なぜなら、やっぱりやったこともない事の中から決めるのは難しいですし、ただの憧れなどで始めることこそリスキーだからですね。もしやりながら決めれば、別に途中でやめてもいいし、方向転換も自由に出来るわけです。
ですが、もちろん注意したいのは、今決めなくてもいいからといって探すことをやめるとは言っていません。やりたいことはいくら時間だけ経っても見つかりません。
やりたいことは行動している中から見つかります。なのでまずは一通り興味あるものをやってみることから始めてみましょう。
具体的には、例えば料理の世界に興味があるのなら、専門学校に行くのではなく、まずは店で働いてみること。
美容師とかもそうですよね。とにかくみんなが無理やり夢を決めて専門学校に入っていきますが、結局その中の1割も残らずみな辞めていってしまいます。
なら、将来の夢かも分からない学校にいかずに、実際に働いて確かめてみる。学校はそれからでも全く遅くありませんし、その経験はあなたの一生の糧になります。
少しでもなにかのキッカケになれたならと思います。自分が本当に叶えたい将来の夢。是非ワクワクと楽しみながら探していきましょう!