将来経営者になるために勉強しておくべき7つの準備

「将来起業、独立していつかは経営者に!」と心の中で野望を燃やす人は多くいますね。

でもただ漠然と思っているだけで何も準備していないと、もし実際起業するコトになった時に「やっておけば良かった」と後悔することがあります。

経営者になるために必要なコトを今の内から意識してやっておくだけで全然違ってきますよね!

今日は将来経営者になった時に役に立つ意識して心がけておきたい7つのコトをまとめてみました!

仕事編

もし独立したら今までの仕事の内容や働き方の全てが反映してしまいます。

未経験から始めるよりは会社員時代にしっかり能力をつけておいたほうがいいですし、適当に働いていた人が経営者になった途端バリバリ働くのも難しいです。

ではどんな仕事をどのようにしていけばいいのでしょうか。

1、営業をマスターすれば必ず成功する

独立して多くの人が抱える悩みは何でしょうか。

  • 料理の腕はたしかなのに集客が増えない
  • 素晴らしい商品・サービスを思いついたのに契約が決まらない
  • 宣伝・広告をすれば客が増えると多額のお金をかけてしまい利益が出ない

これらからもわかるとおり多くの人は独立したが仕事がない、良いものを作れるのに集客するスキル、ノウハウがありません。

人脈を作り仕事を確保してから独立する人もいますが、新規を増やしていく能力がないまま独立してしまうので仕事が増えるどころか減っていく一方です。

ほとんどの人が起業する際にアイデアや技術にフォーカスしがちですが、一番大事なのは営業能力といっても過言ではありません。

 

現実商品がすばらしい物でなくてもトップセールスマンなら売ってしまいます。おいしくない店でも集客能力があれば繁盛させられるでしょう。

客目線に立って、相手がどんなことを考えているのか、なにを求めているのか、どういえば買ってくれるのかを多く学べるのが営業職です。もしあなたがトップセールスマンの能力を持っていたらどの業界にも活かすコトが出来ます。

もし今している仕事では将来役立つスキルが身につかないと思っているのなら営業の仕事をしてトップを目指してみると経営者になった時に役立てることが出来ます。

2、経営者のつもりで考えながら働く

会社員の経験が長いコトと経営者として成功出来るというコトは反比例するようです。その証拠に、多くの成功者は20代前半に起業しています。(孫正義・堀江貴文・ビルゲイツ・スティーブジョブズ)

会社員として問われる能力は「言われたことをやる能力」ですね。朝何時に来て今日までにこの仕事を終わらせて周りとうまくコミュニケーションを取って・・・。こういったことをしっかりと出来ると評価されますよね。

しかし、経営者になると誰にも何も言われなくなります。時間も仕事も全て自分で決めます。その時に問われる能力は「言われたことをしっかりとやるコト」ではなく「自分で考える能力」です。

 

会社員生活が長引くと人は考えるのをやめてしまいます。なぜなら仕事に疑問を持っても「仕事なんだからつべこべ言わずやれ」と言われるだけですからね。ですが無心でただこなすだけの仕事をしていると経営者からが遠ざかってしまうんです。

「会社を変えるほど熱くなって仕事をする人」と「秩序を乱す変わった人」は紙一重ですから一概には言えませんが、仕事をしている時は細かいところまで目を配り、もし自分が経営者だったらどうやるか。

どうしたら良くなるかを考えながら働いているとそれが習慣化するので起業後に役立ちます。

日常編

普段何気ない時などにもちょっとした意識を習慣づけておくだけで、してない人とは大きく変わってきます。

3、自己管理が出来ない人は独立出来ない

経営者は自由です。誰からも管理されずに自由に仕事が出来ます。しかし多くの経営者が「人に管理されていた方が楽」と言います。なぜなら今までの人生はずっと管理され続けて生きてきたからですね。

学生時代から社会人時代までずっと、何時から何時までは勉強・仕事をし、この日は休みだから自由にしていいよ。と生活のほとんどを時間で拘束されることで管理され続けてきました。

しかし経営者になると休日や出勤時間、休憩時間や退勤時間。その他全て自分自身で決めます。こんなこといままで経験のないことですよね。

 

経営者になるための練習、準備として「自分で自分のスケジュールを決める」という癖を付けておくことは非常に大切です。

これは休むな、遊ぶなというコトではなく、メリハリをつけるというコト。何時から何時までは遊ぶ。何時から何時までは勉強をする。一日1時間は本を読む。

大事なのは自分のルールをしっかりと守れるようになること。遊ぶときは思いっきり遊ぶ。本を読む時間に友人から誘いがあっても断れるようになる。

自己管理はとても難しいです。しかし少しずつでも意識しながら今から習慣づけておくと起業にだけじゃなく人生もガラっと変わります。

4、お店を利用した時に自分ならどうするか考える

ちょっと立ち寄ったお店や飲食店、利用したサービスなどをただ利用するだけではなく、この店はどんな儲け方をしてるのか、戦略、繁盛している理由を考えてみます。

そして自分ならどうするかと思考してみたり、なぜ?と疑問に思うコトを経営者は習慣付けています。こうすることで経営者としてのセンスも磨かれますし、経営者には見えない、客だからこそわかる発見はたくさんあります。

ちなみにそれは思うだけにして、口にするのはやめましょう。「なにこの人?評論家のつもり?」と嫌がられます(笑)

5、実際に自分でお金を稼ぐ経験をしておく

経営者になるために一番必要なものってなんでしょうか。

  • 本を読む。
  • 技術を学ぶ。
  • セミナーに行く。

いろいろありますけど一番は「実際に起業してしまうこと」。百聞は一見にしかずで、いくら勉強しようと実際に経験してみるコトには敵いません。

現在はインターネットの普及で資金がかからず誰でもカンタンにビジネスに参加出来るようになりました。ならば将来といわず今から、週末起業や副業で起業してしまうことが一番の近道です。

 

「いつかは経営者」と起業を人生一代のギャンブルかのように心震わせる人がいますが残念ながら9割は倒産していきます。なぜなら経験がないのに一発勝負をしてしまうからです。

サッカー選手になろうとしていきなりワールドカップに出ようとすると聞いたら笑ってしまいますね。しかし起業に置き換えるとこれと同じコトが続々と起こっているんですね。

起業したこともないのに数百万円を投資してビジネスを始めるよりはまず自分の出来る範囲から小さく起業して、実力が上がっていくと共に規模を広げていくのはどうでしょうか。

参考記事:資金がかからずカンタンにできる5つのおすすめの副業

思考編

独立する人は少数派ですよね。独立したいと思った時点で少数派な思考であることに間違いありませんが、一般的なサラリーマン思考でいると経営者にいざなったとしてもギャップに苦しみます。

普段の考え方だけでも先に経営者になっちゃいましょう。

6、全てポジティブに考える

経営者になるとサラリーマンとは桁違いの責任感、プレッシャー、緊張感、不安感がのしかかってきます。

そんな時に全てを真剣に受け止めてしまうような人は潰されてしまいますね。なのでそんなマイナスをプラスに変える力が必要です。

ポジティブに考えていくには鏡の法則や引き寄せの法則が一般的でしょうか。またこういうのにとらわれなくても、自分自身を勇気付け、奮い立たせるコトが出来るようになりましょう。

人によっては自分の歌をCDに録音して車で聞いたり、鏡をみた時に必ずニコっと笑顔の自分を映すことをしていたり、自分の好きなものや欲しい物の写真を部屋中に貼り付けたり、モチベーションが上がることならなんでもアリです。

「そんなこと恥ずかしいし気持ち悪いわ」と思ったならそれは普通です。会社員でいるのなら普通であることがマストですね。

しかし経営者になるという選択は普通ではありません。人と違うコトをしようとするのに人と同じコトをしていても成果は出ませんね。そして経営者になる人はモチベーションを維持するコトの難しさと重要さを知っています。

これをみて「おもしろそうだ。自分もやってみよう」と思った人は変わり者であるコトにかわりはありませんが経営者に近い人でもあるということです。

7、気になるものはやってみる

「やれば出来ると思っていてやらない人」と「やったけど出来ない人」どちらがいいと思いますか?

多くの人は前者だと言います。結果ダメならやらない方が良かったと失敗した人を見てホッとしますね。

しかしそんなコトを思っていくつのコトを諦めてきましたか?いままで行動に移せたことはいくつありますか?

人生においてやらないことは失敗したのと同じコトです。仮に失敗しても挑戦する前とは良かれ悪かれ何かが変わっているはずですが、挑戦しなかった人は何も変わりません。

そして挑戦をするコトを忘れてしまった人はいざという時にチャンスを逃します。

挑戦した人はチャンスを掴む可能性を手に入れます。

そして失敗しても何度も挑戦を続けた人には経験という一番の武器があるので、ピンチをチャンスに変える可能性を手に入れます。

気になったらまず先にリスクを考える。やる前に勉強する。それも大事ですが、まず自分の出来るところから始めてみる能力は全てに勝ります。