500万円で起業できる?絶対に失敗しない為のポイント&アイデアまとめ

「500万あったら何する?」

もしも自分の手元に500万円があったら、あなたは何をしますか?

資金があれば色々と自由に使うことが出来るし、自分の好きなことにも使えますが、中には「自分で起業してみたい」という人もいるのではないでしょうか。

でも起業しようとしても、500万円で何ができるかアイデアがなければ意味がありません。

元々「こんなことをしたい」と計画している人であれば、すぐにでも始めることができますが、ノープランでは起業したいと言っても何もできませんよね。

 

では、500万円で何ができるのかアイデアを持っている状態だったらどうでしょうか。
失敗するリスクを減らす為にも、情報として知っておいて損はないと思います。

ここでは500万円で起業できる職種や、失敗しない為のポイントをまとめてみました。

まずは、どんな職種があるのかを知ることが大事です。そこから、自分でも起業できるのか判断してみましょう。

借金ができたり、倒産したり…なんて失敗をしない為にも注意すべきポイントも一緒にお話しているので少しでもお役に立てると嬉しいです。

是非最後までチェックしてくださいね。

500万円でできることは?おすすめしたい職種10選

それではまず最初に、500万円あればできる起業の中でおすすめしたい職種について紹介していきたいと思います。

「起業してみよう」と思っても、そもそも何ができるのか決めていなければ始めることすらできませんよね。

ここでは、さまざまなジャンルから厳選しているので「これなら自分にもできるかも」という職種が見つかると思うので是非最後までチェックしてくださいね。

1・ネットショップ販売

ネットショップ販売とは、実店舗を持たないでネット上で販売するビジネスを言います。

最近では無料で利用できるサイトが色々あるので、実店舗を持っている人でも買いに来れない人の為にネットショップを開く人も増えてきています。

通常実店舗での販売となると、お店の家賃や光熱費、看板などの初期費用がかかってきますが、ネットショップならサイト上に広告としてアピールできるのでほとんど初期費用をかけずにスタートすることができます。

ZOZOTOWN(ゾゾタウン)の知名度が上がってからは、その影響で購入者も増えて、更に色々なジャンルからの商品もネットショップで販売されるようになってきました。

服だけじゃなく、食品系やアクセサリー、雑貨など…
また自作で作ったハンドメイド系のものも、ネットショップで見かけるようになりました。

「イラストをアップするだけで印刷されてそのままオリジナルグッズが作れる!」なんていうサイトもあるので、やろうと思えば今すぐ始めることができます。

  • メリット …初期費用がほとんどかからない、在庫がなくても販売できる、24時間営業できる、自分からの声かけが必要ない
  • デメリット…宣伝しなければ売れない

2・アフィリエイト

アフィリエイトとは、自分のブログやホームページ、メディアサイトなどに商品広告を載せて、購入されたら報酬をもらえるという成果報酬型システムです。

今の時代は、みんながスマホやパソコンを利用しているので、アフィリエイト広告を利用する起業も増えてきました。
SNSでは、ツイッターやInstagramにも掲載されています。

稼いでいる人は億単位とも言われていますが、これにはかなりのアクセス数が必要です。

安定した収入を得る為には、一つのサイトだけじゃなく複数で稼げるサイトを作らなければ売上げは成り立ちません。

一度アクセス数が安定すれば、そのサイトは放置していても一時的に収入が安定するので不労所得に近いかたちで稼ぐことも可能です。

ただし流行り廃りがあるので、ずっと安定しているとは限りません。
その為にも、いくつかの安定した収入が入るサイトを作っておく必要があります。

  • メリット …高収入を狙える、安定すれば働かなくても稼げる、ネット環境があればどこでも働ける
  • デメリット…アクセス数を稼ぐことが難しい、安定するまでに時間がかかる

3・カフェ経営

飲食店の中でもカフェ経営は人気のひとつで、「500万円あれば開業できる」と言われています。

カフェは狭いスペースでも経営することができるので、趣味の延長線上で脱サラしてコーヒーメインのカフェを始める人もいます。

最近ではコンセプトカフェが人気で、ペット同伴OKのカフェや猫カフェ、豆柴カフェなど動物と接することができるカフェなんかもありますね。

チェーン店が圧倒的に多く、ドリンクだけで過ごされると利益も上がらないので経営は難しいものの「飲食店で起業したい!」という人にとっては始めやすいジャンルです。

  • メリット…スペースが狭くても経営できる、料理のスキルがなくても出来る
  • デメリット…チェーン店が近場に出来たら経営が難しい、リピーターが出来るまでは大変

4・移動販売業

移動販売業とは、名前の通りで移動しながら飲食メニューを販売するビジネスです。
屋台やトラックを利用しているので、実店舗も必要なく色々な場所を使って販売することができます。

食中毒の危険もあるので傷みにくいものしか販売するのは難しいですが、移動販売は実店舗を構えるよりは儲かりやすいので最近増えているように感じます。

稼いでいる人の中では、年収500〜1,000万円以上の人もいるので飲食で経営して稼ぎたい人におすすめです。

人通りの多いところが販売しやすいですが、場所によっては「場所代」としてお金がかかるので販売する前に費用がかかるのかチェックする必要があります。

  • メリット…車があればどこでも経営できる、飲食業の中では初期費用が安い、一人でも経営できる
  • デメリット…場所によって「場所代」が発生する、衛生面でトラブルにならないよう注意しなければいけない

5・コンサルティング

コンサルティングとは、依頼者の相談内容に対して問題を見つけて解決策を提案するビジネスです。

経営コンサルタントをイメージする人が多いですが、コンサルティングには家計や農業など色々なジャンルがあります。

相談役という立ち位置なので、それだけの知識や経験も必要ですが、高収入の内容が多いので解決できる方法をたくさん持っている人であればこのビジネスはおすすめです。

  • メリット…自分の得意分野を活かせる、高収入の案件が多い
  • デメリット…コミュニケーションをとるのが苦手な人には向いていない、知識やアイデアが必要

6・YouTuber

YouTuberとは、動画サイト「YouTube」に動画を投稿して、そこで発生する広告掲載料でビジネスすることを言います。

世界中からアクセスすることが出来るので、人気の動画が一つでもあるとそこから数ヶ月はその広告掲載料だけで生活できる人もいるくらいです。

日本人では、年収億単位という高収入を稼ぐ人もいるので、参入者もどんどん増えてきています。

動画内容としては、ゲーム実況や食レポ、歌、アンケート、メイクなどジャンルも色々と幅広くあります。

自分の趣味や特技を活かした動画が多いので、始めやすく初期費用も動画を撮る為のカメラや編集する為のパソコンくらいなので数十万で済みますし、元々持っている人であれば何も必要ありません。

  • メリット自分の趣味や特技を活かせる、人気になると高収入稼げる
  • デメリット…アクセス数を増やすのが難しい、動画編集や撮影のスキルが必要

7・オンラインサロン

オンラインサロンとは、有料メールマガジンのようなものでお金を払った人たちの間で広がるコミュニティのことです。

この会員から支払われる会員料や広告掲載料が、自分の利益になります。
最近では、芸能人もファンクラブのような活用方法として募集しているのを見かけます。

会員にとって魅力的なサービスを作れば、SNSで拡散されて人気サロンになるかもしれません。

どんなサロンがあったら嬉しいか、アイデアを色々と考える必要がありますが登録数が増えればそれだけ稼ぐことができますよ。

  • メリット…まだ参入しやすいビジネス、会員がいれば毎月の収入が安定する、人数が増えたら高収入になる
  • デメリット…会員がいなければ利益がない、人数を増やすためのアピールが難しい

8・会社を買う

これを見て、「え!会社って買えるの!?」って思った人もいるかもしれませんが、会社は個人でも買うことができるんです。

どんな仕組みかというと、経営する権利を購入して自分がオーナーになって経営するということです。

自分が起業するとなると、全てにおいて手続きや実績をゼロからのスタートになりますが、会社を買うことによって、ある程度の利益もあるのでハードルが高くありません。

「M&A案件」で調べてみると、会社売買ができるサイトが出てくるのでそこで販売している会社を見つけることができます。

  • メリット…すぐに会社経営ができる、ある程度の利益がある状態からスタートできる
  • デメリット…失敗したら赤字になる、売買するときに条件を理解しないと失敗する

9・フランチャイズ契約

フランチャイズとは、契約した本部からビジネス方法を教えてもらって、その対価として売上げからいくらか支払うという仕組みです。

未経験からでも仕入れから集客、商品開発まで必要なことを教えてもらうことができるので「飲食店経営がやりたいけどやり方がわからない!」という人におすすめです。

自分で飲食店を始めようとすると、家賃や広告費、看板などを含めた初期費用がかかりますが、フランチャイズ契約をすると本部から支援してもらうことができます。

稼げるようにアドバイスもしてくれるので、一人で飲食店をやるよりもずっとこころ強いかもしれません。

  • メリット…宣伝しなくてもある程度集客できる、未経験でも経営を学べる
  • デメリット…マニュアルがあるので自由にはできない

10・投資

投資は起業することと違いますが、500万円を使って儲けるならばおすすめのビジネスであるひとつです。

「投資」と聞くと、ギャンブルのイメージがあるのでなかなか手を出しづらいかもしれません。

でも知識があれば、安全にビジネスとしてチャレンジすることができるんです。
投資と言っても色々なジャンルがあるので、ここではそれぞれに分けて紹介していきますね。

株式投資

株式投資とは、企業が発行する株を売買したときの差額から利益を得ることができます。

証券会社に口座を開設すれば、基本的に誰でも始めることができて、数百円単位からでも気軽に投資することが可能です。

  • メリット…経済情報の知識がつく、教材が豊富にあるので勉強できる、儲けが出れば働く時間も少なくなる
  • デメリット…損失リスクもある

FX

FXは、外国為替証拠金取引と言って、異なる通貨の売買をして利益を生み出しています。

どういう意味かと言うと、テレビのニュースで「今日の東京相場は、1ドルあたり110円台後半で取引されています」と耳にしますが、これはドルを買って円が上がった時に売ることによってその差額で利益を得るということです。

10万円未満の資金からでも多額の取引ができるので、少ない資金から始めても年収億単位の利益を得た人もいます。

  • メリット…少ない資金からでも始められる、方法がわからなくても書籍があるから勉強できる
  • デメリット…知識がないと失敗する、リスクがある

不動産投資

不動産投資とは、物件を購入して家賃収入を得たり、購入した物件の価値が上がったときに売却した差額で利益を得る投資です。

安定した資産運用ができるので、投資に対してギャンブルのイメージがある人にとっては不動産投資は始めやすいと思います。

  • メリット…不労収入ができる、不動産が資産として残せる
  • デメリット…管理費用がかかる

仮想通貨

仮想通貨とは、存在しない通過をネット上でやり取りする通過のことを言います。

投資ビジネスの中でも、成功すれば多額の利益を得ることができますが、それとは逆に損失するリスクもあります。

所持している仮想通貨の価値が上がれば利益がありますが、暴落した時のリスクが高いです。
FXや株式投資よりも新しいので、勉強できる教材が少なく初心者にはおすすめしません。

  • メリット…少ない金額から投資できる、成功すれば多額の利益を得られる
  • デメリット…リスクが高い、暴落したらマイナスになる

絶対に失敗しない為の3つのポイント

起業できる職種アイデアを紹介しましたが、自分でも「これならやってみたい」というのは見つかりましたか?

次にお話するのは、起業して失敗しない為の注意点です。

せっかく起業しても、1年でなんと60%の会社が倒産しています。
それには原因がありました。

ここではその原因を踏まえて、3つのポイントとしてそれぞれ分けて紹介しているので是非参考にしてみてくださいね。

1・500万円全てを資本金にしない

1年で60%の会社が倒産していると言いましたが、その原因は資金が尽きたからです。

起業する多くの人は、資金のほとんどを資本金にしてしまいます。
逆に、借金をしてまで資本金を作る人もいるくらいですね。

でもこれって結局返済に追われてしまって、利益を上げることもできず失敗に終わるパターンが多いです。

資金が尽きない為に、資本金が500万円あるならば残しておくことが成功への鍵なんです。

全てのお金を資本金にするのではなく、経営する為の運転資金として残しておけば万が一トラブルがあった時に対応できます

なので、紹介した職種で起業するときも、資本金を少ない状態から始めることをおすすめします。

2・事業計画を組み立てる

事業計画は、起業する時に必要になる書類でもあります。
成功させる為にどうすればいいのか、こまかく分析して考えた達成までの過程を計画していきます。

これがあることによって、自分がどう動けばいいのか悩んだ時の助けにもあるし、目標があることによって行動もしやすいです。

ただし夢見がちで、「絶対成功する」なんていう甘い考えの事業計画では意味がありません。

これには専門家の意見も必要になるので、地元の商工会へ行って相談してみましょう。
無料で話を聞くことができるので、行ってみて損はないと思います。

3・自分で出来る範囲でビジネスする

ここで紹介した職種で起業して成功できたとしても、儲けることに目がくらんで範囲を広げすぎないでください。

結局自分で出来る範囲でビジネスをやらないと、経営が自分でまわせなくなってきます。

一時期ブームになった「白いたい焼き」を知っていますか?
爆発的なブームにのって店舗を増やしていったら、流行りが去って年収5,000万円から借金だけが残ったという話です。

成功してもそこから更に儲けたい気持ちもわかりますが、失敗しない為にもあくまでも自分で出来る範囲でやりましょう。

まとめ

今回は資本金500万円で起業できるのか、そのアイデアと失敗しない為のポイントをまとめてみましたが如何でしたでしょうか。

ここで紹介した職種の中で、「起業してみたい!」と思えるものは見つかりましたか?

  1. 500万円全て資本金にしない
  2. 事業計画を考える
  3. 自分で出来る範囲で働く

この3つを抑えておくことによって、失敗も少なく経営できると思います。

利益がなくても、資金が残っていればそれで少しの間はやっていくことができます。
そう考えたら、資金を全て資本金として使うのって勿体無いですよね。

資本金の少ないビジネスから始めて、成功を目指しましょう!