本当の所はどうなの?アムウェイの評判がこんなに悪い3つの理由

「友達に誘われたらアムウェイの勧誘だった!」

「知り合いがアムウェイを始めて困ってる!」

こんな状況ってよく聞きますよね。私の周りにも結構こういったことは多く、そんな話を聞いても「また?」なんて思うくらいです。

しかし、「アムウェイ」という名前にみんな敏感ですよね。特に内容を知っているわけではなく、名前だけ聞いて拒否反応を起こす人がほとんど。

私自身はアムウェイをしてはいませんが、話も聞いたことがあるし、セミナーにもいったことがあります。しかし、ちゃんと理解すれば別に悪いものではありません。

よく考えればそうですよね。「ネズミ講〜」とかよく言いますけど、もう20年以上も日本で流行り続けていて、やっている人も多いアムウェイが、周りの言うような悪の組織だったらとっくに無くなっているはずです。

 

今回は、アムウェイを誘われたあなたに。または「大事な人がアムウェイを始めて心配!」というあなたへ、アムウェイの概要と評判が悪い理由を合わせて紹介していきます。

ちなみに私自信はアムウェイに入会しているわけではないので、もしかしたら語弊がある部分があるかもしれません。なので、「ちょっとだけ詳しい人の個人的な意見」として穏やかな気持ちでご覧いただけたら幸いです。

アムウェイって何?

まずアムウェイってなんだか知っていますか?

「人を誘って、物を買わせたらお金が入る怪しい仕事」

なんて言うのも間違いではないのですが、やり方がちょっと変わってるだけで実はちゃんとした会社なんです。

というわけで、そんなアムウェイの概要を3つに分けて紹介していきましょう。

商品が良い

アムウェイは、サプリや化粧品、日用品を中心に、かなり幅広い商品を扱っていています。商品はお店では売られておらず、「紹介でしか買えないカタログ通販ショップ」のようなイメージです。

市販の物と比べても質がかなり良くて、長年愛用しているファンも多くいます。多い地域では「知り合い10人に1人はアムウェイ」ってくらいのところもあると思います。

それだけ商品が良い理由は、アムウェイの仕組み上「大幅なコストカットが出来る」ということが上げられます。簡単に説明していきましょう。

 

お店に売られている市販のシャンプー。しかし、それを売るためにはかなりのコストがかかってしまいます。大きいところだとこの3つ。

  • テレビCM(TSUBAKIのCMは数億円)
  • 店舗コスト(有名百貨店では売上の約20%が賃料)
  • 人件費(社員はもちろん問屋、代理店)

500円のシャンプーを一本売るにもこれだけのコストがかかるので、原価にお金なんてかけられません。

しかし、アムウェイでは、CMもせず店舗にも置かず、問屋や代理店も通さずに「口コミ」で広げていくものになるので、その分を商品の原価に当てることが出来るんですね。

 

「アムウェイの商品はこんな成分が入ってて〜」とかそんな説明を聞いたことがありますが、全部忘れました。しかし、それでも「アムウェイの商品が良い」と私が思っている理由はまさにこの事ですね。

100円で作ったご飯と1,000円で作ったご飯。どちらが美味しくて身体に良いかは、細かい話を聞かずとも分かることだからです。

口コミは確実に伝えられる

アムウェイ側の目線で考えてみましょう。市販よりも原価をかけて良い商品を作ったとしても、コストの高いCMを打つことは出来ないしお店にも並べることが出来ないので、結局売れません。

そんな時に思いついたのが「口コミで広める」という方法です。

  • 「まずは実際に使ってもらう→良さを実感したら友達に紹介する」

例えばテレビCMなんてなんの良さも伝わりませんよね。ほとんどは「なんとなく良さそう!」「あの人がCMしてるからこれにしよう」なんてイメージで売っているわけです。

しかし人から人へ口コミで伝えていけば「何がいいのか」「どういいのか」を確実に伝えることが出来ます。

そう考えたらなかなか素晴らしいアイデアのように思えますよね。現にこの方法はMLM(マルチレベルマーケティング)という方法で、海外ではかなり広まっている手法なんです。

不労所得のチャンスがある

  1. コストを省いて良い商品を作る
  2. それを口コミで広めてもらう

アムウェイはこの2つの方法を使ってビジネスをはじめました。しかし、これだけではドカンとブレイクすることはありませんでした。

何故なら、人ってあまり物を人に勧めないからですね。嫌なことほど些細なことでも人に話すのに、良い事ってあまり周りに言いふらさないんですよね。

そこで、アムウェイでは大きなビジネスチャンスをプラスで付け加えました。それは「紹介してくれた人が商品を買ってくれたらその数%をバックする」ということですね。

アムウェイ側としては、紹介してくれる人は「代理店」と同じことなので、それに応じて報酬を与える。ビジネスとしては当たり前のことですね。

さらに、このモデルはなんと「不労所得になる」というのが、1番のポイントとなります。

 

ただ商品の在庫を抱えて小売りしていたらただのバイトとかわりありませんが、アムウェイのシステムでは物を売るのではなく、人にアムウェイを紹介するだけ。

そして、本当に商品が良ければその人は商品を使い続けるでしょう。その結果、あなたが紹介してきた人達が商品を使えば使うほど、その数%が入り続けるようになります。

そうすると、それからはあなたが遊んでいようが寝ていようが、誰かが買う度にお金が入ってくるようになります。

 

実はこの不労所得は他にもたくさんあります。例えば不動産のオーナーは毎月家賃が入り続けるし、本やCDなどの印税を貰っているアーティストは、一度ヒット曲を出してしまえばそこからは黙っていても数年間はお金が入り続けるでしょう。

そんな夢の不労所得を得るには、この2つを見て分かる通り「お金」や「才能・運」などが必要ですが、アムウェイなら人を紹介するだけなので、誰にでも不労所得を得るチャンスがあるということになります。

こんなにも評判が悪い理由

なんとなく悪いイメージのあるアムウェイでしたが、商品の質も良く、さらに不労所得を得るチャンスもあるという、逆に理に適ったビジネスモデルだということが分かります。

そしてその結果、2014年の売上高は約967億円、会員数は約76万組にもなっているわけなんですね。しかもこれが数十年も続いているわけですから、こんな企業探してもなかなかありません。

しかし、それでも評判がこんなに悪いのは、そして、これだけのメリットを見てもまだあなたが嫌な目で見ているのには、これらの理由があるからなんです。

1、リア友にお金の話はNG

アムウェイを始めたら、友達や家族、恋人など自分の周りの人から声をかけていくことになります。

例えばあなたがスーツを来てどこかの社長にビジネスとして話が出来るなら「これだけ儲かりますよ」なんてじゃんじゃんお金の話が出来るかもしれませんが、人は知り合いから「お金が絡む話」をされるのはとても嫌な雰囲気を持っています。

いくら安全でかつ儲かるビジネスだったとしても、「知り合いにお金が絡む話をする」事自体が嫌われる原因になってしまうんですね。

2、間違った広め方をしてしまう人がいる

1番大きな原因となっているのがこれではないでしょうか。具体的にはこんなことをよく耳にしました。

  • 本来なら口コミを広めていくビジネスなのに、無理やり商品を売りつけてしまう
  • 「簡単に稼げる」と上手い話をしてあおってしまう
  • 興味がない人を無理やりセミナーに連れていってしまう

まあこれらは可愛いもので、いくらでもこういった人間同士のトラブルが多くあります。

いくら良い物だったとしても伝え方が上手くいかないと逆効果になってしまいますよね。こういった事からアムウェイが「嫌な思い出」になってしまった結果、評判を下げてしまいました。

3、ちゃんと伝えるのが難しい

この仕組みの難しいところが、ちゃんと伝えないと誤解を招いてしまうということです。

まず商品ですが、日用品などは市販のものよりも高価なので、商品の良さを伝えきれないと「高い商品を売りつけている」というように思われてしまいます。

また、「人を紹介して買ってくれたらお金が入る」というシステムですが、これは普通の代理店や保険屋さんなんかとほとんど同じような仕組みなのに、上手く伝わらないと「ネズミ講」と誤解をされてしまいます。

 

私自信は昔から起業に対して好奇心が強かったのですが、それでもしっかりとセミナーを聞いたり本を読んだりしてやっと誤解が解けたほどですので、普通の人はちょっと聞いたり1度のセミナーでは誤解を招くと思います。

まとめ 〜アムウェイは結局どうなの?〜

友達がアムウェイを始めて心配だったり、あなた自身が話を聞いてやろうか迷っている場合の結論は、「ビジネスとして今から始めるのはとっても難しい」ということです。

あなたもご存知の通り、上記などの理由からアムウェイの批評はもう日本国民に植え付けられてしまいました。

どんなにアムウェイが良いものだったとしても、そしてその事をあなたが気付いたとしても、周りに話せばネガティブな反応が返ってくるでしょう。何故なら、

  • テレビでネタにされているのを見たことがあるから
  • 以前に勧誘されたことがあるから
  • アムウェイで検索したらネガティブばかり出てくるから

アムウェイに入って勧誘をすると、おそらく10人誘って1人がOKするかしないかの確率だと思います。つまり、会員数の10倍はこんなネガティブイメージを持ってると思ってもいいわけですね。

こんなマイナススタートから誤解を解いていくのはかなりの苦労ですし、あなたは良くてもあなたから紹介された相手も同じ状況に立たされてしまいます。

 

ただ、こう見ていると、アムウェイは本質ではなくイメージで嫌われていることが分かります。まるで、本人はいいやつなのに国籍だけで嫌っているのと同じではないでしょうか。

ですが、数十年も日本国民に植え付けられたイメージを払拭するのはかなりの荒行です。

「私のことは嫌いでもアムウェイの事は嫌いにならないで下さい!」

とでも言わんばかりに、日本中のアムウェイへの誤解を解くぞという使命感がなければ出来ないくらい、今アムウェイで成功するのは難しいでしょう。

商品は良いです

ビジネスとしては難しいですが、商品は市販の物とは比べ物にならないくらい良いものが多いです。

あなたは「もうここでしか買わない!」なんてファンになれる日用品メーカーがありますか?アムウェイにはそんなアムウェイファンが数十万人もいますし、その事実だけでも良さは伝わります。

また、逆に市販で売っているものには体に悪いものがたくさん入っていることを勉強してみましょう。例えばシャンプー1つとっても、体に害があるものだけどコストが低い成分を使っていることが分かります。

でも意識高いならやるべき

「楽して稼ぎたい!」というような理由で始める場合、決して楽して稼げないので辞めた方がいいと思います。

ですが「自分は将来ビッグになるんだ!」とか「社長になりたい!」なんて起業意識が高いのなら、私は絶対にアムウェイをやらないにしてもセミナーに行ったり勉強した方がいいと思います。

 

私もアムウェイなどのネットワークビジネスに出会った時には、セミナーもたくさん行ったし商品もたくさん買ったし、友達を誘って断られたことさえあります。その結果、一切お金にはなりませんでしたし、全員に断られましたし、変な噂も立ちました(笑)

しかし、同時にビジネスについてたくさん学ぶことが出来ました。1番は「不労所得」の存在ですね。

もしアムウェイを知らぬまま生きていたとして、起業することになったなら、居酒屋やカフェを開いていたと思います。

しかし、それらは数百万円と初期費用がかかり、家賃や人件費など毎月のコストに追われ、少ない利益で身動きが取れない状態になっていたかもしれません。

 

あまり無責任なことは言えませんが、将来起業したい気持ちがあるなら、是非アムウェイでもなんでも、チャンスがあるならチャレンジしてみる。

そして、結果失敗したとしても、チャレンジした「経験」が残ります。そして、それはいつかどこかで必ず役に立つんですよね。

 

また、アムウェイなどのネットワークビジネス以外で、一般人が不労所得を得る方法は他にもあります。

ネットワークビジネス以外で権利収入を得る3つの方法

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