超カンタン!鏡の法則を効率的に活用する3つのポイント!!

鏡の法則は強力なツールです。

ビジネスシーンだけではなく職場の人間関係や家族とのコミュニケーション、恋愛など人生のほとんどのシチュエーションで非常に役に立ちます。

しかしこの無料ツールを利用しない人がほとんどでしょう。その理由としては

①鏡の法則を知らない

②知ってはいるが実用していない

の2つに当てはまります。
そしてこれを見ている人のほとんどは②の知ってはいるけど利用出来ていない人だと思います。

  • なんとなく知っただけで満足してしまった。
  • 試してみたけど効果が出ずに辞めた。
  • バカバカしいと受け入れられなかった。

そんなときのために鏡の法則のもっと詳しい法則と実用する3つのポイントを紹介します☆

最強の心理学!鏡の法則とは?!

ミラーの法則とも呼ばれるこの法則。自分の周りの人達や出来事は自分を映し出しているという「投影」と言う心理学です。

嫌な上司、言うことを聞かない部下、 いつも不機嫌なお客さん、口うるさい親、自己中心的な恋人や思いやりのない友人。

こういった人間関係の悩みは尽きませんが、ほとんどの人はその相手をどうにか改善しようとしてしまいます。

自分の人生に出てくる出来事や出会う人達は自分を映し出している鏡です。
鏡を覗いた時を思い返してみて下さい。

  • 自分の寝癖を治せば鏡の中の寝癖も治る
  • 怒った顔をすれば鏡の中の顔も怒った顔をする
  • 笑いかければ鏡の中の自分も笑う

鏡の中を直したければ自分を変える。相手を直したかったら自分自身を見つめ直すという事で問題を改善させる「鏡の法則」は誰もが知っている有名な心理学です。

怪しい、嘘っぽいと思いましたか?

しかし今では多くの成功者も活用している方法で、本も数多く出ていますし、インターネットでも毎月4400もの検索ボリュームがある、いまや常識的なコミュニケーション活用ツールなのです。

効果は遅れて返ってくる

多くの人が知ってるこの鏡の法則を批判する人は、スグに結果が出ないことに疑問を持ってしまいます。

  • 笑顔で話しかけたのに素っ気ない態度を取られた。
  • 部下に優しく接したらますます調子付いてしまった。
  • 丁寧な接客を意識しているのにクレームが絶えない

話を聞いて共感して試してみたけど意味がなかったとやめてしまう人が多くいます。

鏡の法則によく例えられる「タライ」の話は知っていますか?
タライの中に水が入っています。水が欲しいと自分の方に水を掻きまずが、水は横から逃げて流れていってしまいます。

水が欲しいなら相手の方にやると、同じように横から流れて今度は自分の方に返ってきますね。
しかし、横から最長距離を通って遠回りして返ってきます。

鏡の法則は少し遅れて返ってきます。逆に、すぐに効果が出たら気持ち悪いですね。

鏡の法則は魔法ではありません。現実にある法則です。一度試すのではなく習慣化することが大事です。

どこから返ってくるかはわからない

人生を豊かに過ごしている人は鏡の法則という言葉は知らなくてもこの原理を無意識に活用しています。

昔日本を旅したことがありますが、地方で優しくしてくれた人に「何かお返しをさせてください」と言うと決まってこう言い返されました。

「私には何もしなくていいから、困ってる人に出会ったら同じようにしてあげなさい。それが周りまわって私の子供や孫達に返ってくるから。」

苦手な相手に法則を活用してもその相手が改善しない事もあります。
しかしやり続けていれば様々なシチュエーションで自分やその周りに返ってくるのです。

鏡の法則を試してみる!3つのポイント

実際に自分の人生に活用して見ましょう。特に難しい事ではありません。

3つのポイントを抑えて、そう言ったシチュエーションの時に思い出して意識して活用するようしましょう。

1、自分を好きになる

人は人と対面する時に自分を投影して見ると言います。人の嫌な所は自分のコンプレックスでもあり、よく見える所は自分の足りない所です。

空気を読もうとしている人が空気を読まない人を見ると気になりますよね。自分は意識してるのにあの人はなんだという感覚ありませんか?

つまり自分にコンプレックスが合ったり自分の嫌いなところが多いほど人の嫌なところに目がいってしまうのです。

それらを改善するにはまず自分自身を好きになること。
自分を好きになれない人は誰かを好きになれません。

まずは自分を好きになるところから始めてみましょう。自分の嫌いなところをまず好きになる事が大事です。

2、自分も相手と同じ事をしている

誰かに信頼されていない。嫌われてる。冷たい態度をとられる。

そういったことがある場合は、実は全て自分も誰かにしているということです。

有名な話があります。

イジメを受けている息子が自分を頼ってくれないと悩む主婦がいました。
心配して息子の力になれるように相談することを持ちかけたりと色々手を尽くしますが息子は反抗的で「ほっといてくれ」となにも話してはくれませんでした。

そして鏡の法則に出会った主婦は、自分自身も自分の親に心を開けてなかった事に気付きました。
思春期の頃、親にガミガミ言われたり心配されるのをうっとおしく感じていて、自分のことをただ信じて欲しかったと思っていた事を思い出しました。

そしてその主婦はまず自分の親を許し、親に抱えていた想いを全て話しました。
そして旦那さん。いつも息子さんの事について話しても頼りなく、何も協力してくれないと愚痴を吐いていましたが、日頃の感謝の想いを伝えてもっと頼るようにしました。

するとそれを見ていた息子の気持ちも変化し、母親を信頼し、イジメにも立ち向かえるようになりました。

何かを改善したい時は自分を思い返して、自分もそういった事はないか。誰かに同じ想いをさせてないか見直してみましょう。自分がしている事は全て自分に返ってきます。

一番の近道は自分の感じ方を変える事

人生において良い事だけ起きる人生を送る人なんかいませんし、嫌な人に出会わない人生もありません。

幸せな人にも不幸せな人にも平等に良い事と悪い事が起きます。

しかし、全ての物事は見方によって良い事にも悪い事にもなるという事です。
物事を良く捉えるために一番カンタンなのは良いところを見つけるという事です。

苦手な人に対しては

  • 偉そうな態度を取ってる人は自分に自信がある人
  • 仕事に文句をつけてくる人は仕事熱心な人
  • 心配ばっかりでお節介な人は自分の事を考えてくれている人

嫌なところは裏を返せば長所になり得ます。そう言った所を見つけていくと見方が変わってきますよね。

不幸な出来事に対しては

  • ギャンブルで損をした。お金の大事さに気付けた。
  • 病気をした。家族の大切さに気付けた。
  • 身内に不幸があった。命の大事さに気付けた。

不幸な事が起きた「結果」はどう思おうと変わりません。しかしそれをどう捉えるのかはその人次第。

その事にイラつき、または堕落していくのも自分だし、その因果に気付き人生の糧にして前を向くのも全ては考え方次第という事です。

幸せそうな人は良い事が続いているわけではなくどんな事が起きても良い事として捉える事が出来る人なのです。

 

またビジネスにおいても有名な話があります。

ある2人のセールスマンが靴を売りにアフリカに行きました。

一人のセールスマンはこう言いました。
「これは売れませんよ!だって誰も靴を履いてない!」

もう一人のセールスマンはこう言いました。
「これは売れますよ!だって誰も靴を履いてない!」

人に起きることは平等です。人に対しても物事に対しても、結果が同じなら良い所を探すようにすることがその後の結果を変えていきます。

自分の捉え方、考え方を変える事で目の前の事を言い事にも悪い事にも映し出すことができます。

まとめ

  • 嫌いな人の良い所を探してみる。
  • 人に受け入れられない時は、自分も誰かを受け入れていない。
  • 目の前の問題をポジティブに捉える。

鏡に映った寝癖を治すには、相手じゃなく自分を治します。

この法則は法則であって化学で証明しろと言われてもムリな話です。

しかしよく考えて下さい。笑顔の人の周りには笑顔の人が集まっていますし、恵まれた状況の中にいるのに不満そうな人もいますよね。

そして、人生を豊かにする方法が不平不満を言わない。愚痴を言わない。挨拶は笑顔でして、日々の出来事に感謝しましょう。
という内容ですので、当然といえば当然の事。

昔からおばあちゃんが僕たちに教えてくれていたことにただそれらしく「鏡の法則」と名前を付けただけなのかもしれません。

時には許せないことや諦めてしまうこと。怒りをぶつけたり堕落することもあるかもしれません。
しかし、必ず思い出してみて下さい。少しずつでもいいですから気付き、自分を直しましょう。

あなたの人生は全てあなた自身を映し出す鏡。